2023年に公開される映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」に久保史緒里(乃木坂46)が出演する。
「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」は内田英治と片山慎三がタッグを組み、6つのストーリーを1本の映画に仕上げた作品。東京・新宿ゴールデン街のバーテンダーと探偵という2つの顔を持つマリコは、とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」と依頼を受け、恋人で“自称忍者”のMASAYAとともに宇宙人に迫っていく。主人公のマリコを伊藤沙莉、MASAYAを竹野内豊が演じるほか、北村有起哉、宇野祥平、松浦祐也、高野洸らが出演する。
久保は売れないホストに熱を上げるキャバクラ嬢の絢香役で出演。撮影について「新宿の地で、夢を見て、愛を覚え、人の温かさを知り、そして全てを現実に奪われ。ただ生きるってこんなにも難しいんだと感じながらの撮影は、本当に貴重な経験でした」と振り返っている。
また本作の主題歌はDa-iCEの楽曲「ハイボールブギ」に決定した。
キャスト&監督 コメント
伊藤沙莉
マイダディ内田英治監督との
久々のお仕事ということで
とにかく楽しみでした。
そして全裸監督でお世話になりつつも
ずっと監督としてご一緒させて頂きたかった
片山慎三監督も加わり
台本が来る前から撮影が待ち遠しい気持ちで
いっぱいでした。
お二人が共に手掛ける作品はどんなものに
なるんだろうとワクワクしていましたが
台本を頂いて私の中ではとても新しい構成でしたし
初めての世界観に緊張すら覚えましたが
そこにとても面白みを感じました。
撮影自体は日数が少なかったこともあり
あっという間すぎて
終わってしまった時
正直もっとやっていたいと思いました。
でもそれぞれの監督のそれぞれの魅力を
改めて知り、感じる事ができた日々でした。
マリコを軸に置きつつ
なかなか色濃いキャスト様たちが織りなす
なかなか色濃い群像劇なので
ポップコーン片手に楽しく観ていただけたら
嬉しいです!
竹野内豊
今後の日本映画界で個性的な活躍が更に期待される監督2人のオリジナル作、それを聞いただけでわくわくしました。
多種多様で独特な文化が入り交ざる新宿の街を舞台に、主演の伊藤沙莉さんと個性豊かな役者達が、六つに分かれたオムニバスの中で奇想天外な人間模様を映し出します。所々で描写が交差して行く脚本は面白かったです。
夜の撮影は、身体の芯まで冷えて皆さん大変だったと思いますが、アットホームな現場で楽しい時間を過ごす事が出来ました。
私自身も完成が楽しみです。
北村有起哉
いま勢いのある同世代監督とようやくご一緒できてとても嬉しかったです。
よくこんな場所探してきたなぁ、と感心するくらい一つ一つのロケシーンにこだわりを強く感じて、
完成したこの映画がどんなディープで猥雑な世界観に仕上がっているのかとっても楽しみにしております。
宇野祥平
あまり出会う事のできない脚本で面白かったです。しかも監督は内田英治さんと片山慎三さんのお二人で、主演の伊藤沙莉さんはじめ、スタッフ、キャストの皆さんと共に、愛すべき、ちょっと変な映画に参加出来て大変嬉しく思いました。
久保史緒里(乃木坂46)
新宿の地で、夢を見て、愛を覚え、人の温かさを知り、そして全てを現実に奪われ。
ただ生きるってこんなにも難しいんだと感じながらの撮影は、本当に貴重な経験でした。
新宿って本当に色んな人がいて、すれ違う全員にそれぞれの人生があって、それを覗き見するかのように台本を読み進めていく時間が、恐ろしくもありながら、非常に楽しかったです。
素直にいい子で生きることが全てじゃないと、新宿の地に教えてもらえた気がします。
是非劇場に足をお運びいただけたら嬉しいです。
松浦祐也
「探偵マリコ」はアカデミー賞監督の内田さんと、ブッチギリで勢いのある片山さんが共同監督という、なんとも豪華な組み合わせの映画となりました。つまり、みんなが好きなカレーにティラミスを混ぜちゃった的な映画な訳です。いいですよね! みんなが好きなモンをイッショクタにしちまえって発想が。更に伊藤沙莉さん、竹野内豊さん、北村有起哉さん、宇野祥平さんはじめ、素晴らしい俳優やスタッフが集結しました。さあ、みなさま、お腹を空かせてご賞味くださいませ!
高野洸
僕としては久しぶりの映画作品ということでワクワクしていました。
そして脚本を読んだ時、さらに昂りました。
ちっちゃい頃から宇宙人に興味があったので惹かれていき、歌舞伎町で起きているというのがどこかリアルに感じてしまい、堪らなく好きでした。
公開が楽しみです。
内田英治監督
片山監督とコラボしました。やりたいことを自由に、ごった煮させた映画です。撮影していて楽しかったし、出来上がりもちょっと変な作品となりました。みなさん、お楽しみに。
片山慎三監督
ある日内田監督から連絡が来た。
一緒に短編をやらないか?というもので複数の監督で物語をリレー方式でやりたいと。
面白そうだなと思い、短編ということもあり軽い気持ちで快諾させていただいた。
色々話していると面白いアイデアが出てきて、結局、内田監督と2人でのバトンのつなぎあいになって、尺も長編になったけど、笑える、いい意味でバカバカしい、現代に必要な要素が盛りだくさんの映画が出来上がったと思ってます。
忍者、FBI、宇宙人、マジックミラー号、出てきます。
皆さん是非お楽しみください!