JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

ハンバート ハンバート「私たちはしぶとく歌う」ツアー完走、タフなパフォーマンスで2022年締めくくる

ハンバート ハンバート(撮影:後藤渉)
1年以上前2022年12月13日 9:02

ハンバート ハンバートによる全国ツアー「私たちはしぶとく歌う」のファイナル公演が12月10日に神奈川・神奈川県民ホールで行われた。

このツアーはハンバート ハンバートが通算11枚目のオリジナルアルバム「丈夫な私たち」を提げて9月から行ってきたもの。2022年の総決算公演と銘打たれていることもあって開演前の観客からは気合のようなものが見て取れる一方、会場を包む心地よいざわめきの中には楽しげにはしゃぐ子供たちの声も混じっていた。そこへ軽やかにフィドルを弾く佐藤良成(Vo, G, Violin)と明るくタンバリンを叩く佐野遊穂(Vo, Harmonica)が登場。オープニング曲は最新アルバムの1曲目でもある「うちのお母さん」だ。黒を基調としたシックな衣装の2人だが、曲調と同様に朗らかな空気を醸し出しており、独特のペースで一気に観客を引き込んでいく。

バックメンバーは則竹裕之(Dr)、メッケン(B)、エマーソン北村(Key)、関藤まい子(Piano)の4名。強力な演奏陣に囲まれ、2人がいつもに増して生き生きと躍動する様子は続く「朝なんて来なければいい」でも垣間見られた。MCでは9月から続いたツアーがようやく終わり、これが今年最後のライブとなることをしみじみと語り合う2人。なんとかここまでやってこれたという達成感と安堵感が入り混じったような表情を浮かべていたが、実は見た目よりもタフな精神力の持ち主であることを「丈夫な私たち」の収録曲を中心とする楽曲で示していく。

例えばスピード感のあるロッキンビートを轟かせる「もうくよくよしない」では、エレキギターに持ち替えた良成がザクザクとリフを刻みながら突き進む。終始ステージ上には、バンド感あふれる逞しいサウンドが鳴りわたっており、サザンソウルテイストの「恋の顛末」や脱力系スライドに彩られた「君の味方」などではボーカルをソウルフルに艶めかせる効果を発揮していた。その後ステージ上に2人っきりとなったハンバートは「永遠の夕日」に続けて「満点の星」「大宴会」を披露。渋いギターソロが印象的な「旅立ちの季節」、味わい深いフィドルの音色に彩られた「返事を書こう」で第1部を終えた。

第2部はアコギとハープによる「どこにいてもおなじさ」でスタート。「ぼくのお日さま」「ぼくらの魔法」など多彩な曲が続き、ポップなメロディの「岬」が会場の温度を少し上げる一方で「夢の中の空」「ふたつの星」のバラード2連発がしっとりした情感を醸す。さらにエマーソンのハモンドオルガンの調べがハートフルな「それでもともに歩いていく」、良成のフィドルが華麗に響いた「虎」、観客が手拍子で参加した「私のマサラ」から「メッセージ」へ。「On The Sunny Side Of The Street」や「Jungle Bell」のフレーズを挟み込んだソロを聴かせたエマーソンをはじめ、メンバー全員でハッピーエンドを演出した。

アンコールでは、犬Tシャツに着替えたハンバートの2人が登場し、お馴染みの「おなじ話」で穏やかな空気を生み出す。そして「みんな健康には気を付けて」「よいお年を」といった年の瀬感のある挨拶ののち、「普段からあまり歌で言いたいメッセージとかないんですけどね、これはちょっとわりと言いたいことに近いかな」という良成の呟きから披露されたのは「黄金のふたり」。2人はお互いを眺めながら「おばさんになったね」「あんただっておじさん」なんて言葉をかけ合いつつ、「今の方がいい」というフレーズでライブを締めくくった。

ハンバートは3月から東名阪「ハンバート家の春の宵」を開催。チケットぴあでは12月25日23:59までチケットの先行抽選予約を受け付けている。

ハンバート ハンバート「私たちはしぶとく歌う」2022年12月10日 神奈川県民ホール セットリスト

01. うちのお母さん
02. 朝なんて来なければいい
03. もうくよくよしない
04. 恋の顛末
05. 君の味方
06. 永遠の夕日
07. 満天の星
08. 大宴会
09. 旅立ちの季節
10. 返事を書こう
11. どこにいてもおなじさ
12. ぼくのお日さま
13. ぼくらの魔法
14. 岬
15. 夢の中の空
16. ふたつの星
17. それでもともに歩いていく
18. 虎
19. 私のマサラ
20. メッセージ
<アンコール>
21. おなじ話
22. 黄金のふたり

ハンバート家の春の宵

2023年3月2日(木)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2023年3月7日(火)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
2023年3月8日(水)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
2023年4月10日(月)東京都 渋谷CLUB QUATTRO
2023年4月11日(火)東京都 渋谷CLUB QUATTRO

JOYSOUND
JOYSOUND.COMカラオケ歌うならJOYSOUND

関連記事

海蔵亮太「Anniversary Every Week Project」配信ジャケット

海蔵亮太が連続配信リリース世界記録達成!64曲まとめたアルバム発表

16日
「NAGOYA CLUB QUATTRO 35th Anniversary "rendezvous"」ビジュアル

名古屋クアトロ35周年企画にピロウズ×ベボベ、サニーデイ×柴田聡子など6公演追加

約1か月
「加藤和彦 トリビュートコンサート」ビジュアル

加藤和彦トリビュートコンサートに高野寛、坂本美雨、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY追加

約1か月
左上から時計回りに木村カエラ、SHANK、CHEMISTRY、ハンバート ハンバート、奇妙礼太郎、片平里菜、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC。

「ニューアコ」に木村カエラ、SHANK、CHEMISTRYら7組追加

約1か月
「FUJI & SUN」イメージ

「FUJI & SUN」くるりやCKB、ネバヤンらのパフォーマンスを放送

約2か月
「ハンバート家の秋の三夜」ビジュアル

ハンバート ハンバート"秋の三夜"に東名阪ツアー

2か月
「JOIN ALIVE 2024」ビジュアル

「JOIN ALIVE」にNovel Core、マイファス、ジュンスカ、NiziU、ブルエン、家主ら22組追加

2か月
「FUJI & SUN'24」キービジュアル

「FUJI & SUN」タイムテーブル公開 各日トリはネバヤン、森山直太朗

2か月
「JOIN ALIVE 2024」メインビジュアル

「JOIN ALIVE」にHYDE、imase、小泉今日子、AJICO、エゴ、氣志團、ふるっぱー、ビーバーら25組

3か月
中島みゆき

中島みゆき、KAN、坂本龍一をリスペクトするアーティストたちが“ずっと好きだった曲”をカバー

3か月