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ハンバート ハンバート、2人編成で多彩な楽曲披露したツアー「寝ても覚めても」追加公演

ハンバート ハンバート(撮影:後藤渉)
1年以上前2025年04月14日 10:01

ハンバート ハンバートが4月11日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でワンマンライブを開催した。本公演は1月から3月にかけて実施された全国ツアー「TOUR 2025『寝ても覚めても』」の追加公演として行われたもの。今回のツアーでは会場ごとに、佐藤良成(Vo, G)と佐野遊穂(Vo, Harmonica)による2人編成と、則竹裕之(Dr)、荻原基文(B)、エマーソン北村(Organ)、関藤麻衣子(Piano)を迎えたバンド編成という異なる編成で演奏が行われており、千秋楽となるこの日の公演では2人編成によるライブが実施された。

楽曲ごとに佐藤が楽器を替えて演奏

客電がゆっくり落ちていき佐藤と佐野がステージに登場。2人はツアーが無事に最終日を迎えたことを観客に報告すると、ハンバートのライブのお楽しみの1つである息の合ったMCをのっけから展開。つれづれなる日常をほのぼのと話す佐野に、絶妙なタイム感で相槌を打ち続ける佐藤。ある種“音楽的”とも言える軽快かつ耳馴染みのよい2人のトークが場内に和やかなムードを生み出す。1曲目に演奏されたのは最新アルバム「カーニバルの夢」のオープニングを飾る「一瞬の奇跡」。佐藤が奏でるアコースティックギターの音色に乗せて、佐野の透明感あふれる歌声が響きわたる。「ある日の来客」ではピアノ、「わたしは空っぽ」ではエレキギターと、この日のライブでは楽曲ごとに佐藤が楽器を替えて演奏。シンプルな弾き語り編成でありながら、それぞれの楽曲が持つ世界観を多彩に表現していた。また、昭和歌謡を彷彿とさせるメロディが印象的な「恋はこりごり」や、バンジョーをフィーチャーしたカントリー調の「おうちに帰りたい」で温かな雰囲気を作り出したかと思えば、「君を見つけた日」では佐藤のギャロップ奏法による疾走感あふれるギターとともに佐野が奔放な歌声を聞かせるなど、2人は緩急織り交ぜたパフォーマンスで観客を楽しませる。ライブはいつも通り前・後半の2部構成で行われ、前半の最後には「寝ても覚めても」がしっとりと届けられ、ロマンチックなムードが場内を包み込んだ。

第2部はおなじみのあの曲でスタート

ライブ後半は、ハンバートの代表曲とも言える「おなじ話」でスタート。2人のハートウオーミングな掛け合いに観客は静かに耳を傾ける。放射状の照明が場内を美しく照らす中、届けられた「ふたつ星」、ノスタルジックな雰囲気が漂う「夜の火」といったバラードに続けて演奏されたのは、市川実日子出演のミュージックビデオが公開されたばかりの「In The Dark」。穏やかさの中にエモーショナルな雰囲気をたたえた佐野の歌声が広がるとともに、場内の空気がにわかに熱を帯びていった。「ノアの方舟」「トンネル」といった新作からの楽曲を経てライブは終盤へ。やるせない諦念を佐藤がしみじみと歌い上げる「虎」、現代社会への風刺をユーモア交じりに表現した「国語」といったライブでの定番曲を届けた2人は、ポップなラブソング「メッセージ」を演奏。晴れやかな雰囲気で本編の幕を下ろした。

盛大なアンコールの拍手に応えてステージに現れた2人は、秋に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)と大阪・大阪城音楽堂でワンマンライブ「ハンバート家の秋祭り2025」の開催が決定したことをアナウンス。続けてフィドルをフィーチャーしたブルーグラス調のナンバー「うちのお母さん」をにぎやかに届けて会場を陽気に盛り上げた。ライブの最後を締めくくったのは同名映画の主題歌であるバラード「ぼくのお日さま」。歌唱後には撮影タイムが設けられ、2人は満面の笑顔で客席に手を振っていた。

セットリスト

TOUR 2025『寝ても覚めても 2025年4月11日 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

01. 一瞬の奇跡
02. ある日の来客
03. わたしは空っぽ
04. 恋はこりごり
05. 恋はいつでもいたいもの
06. まなざし
07. おうちに帰りたい
08. あの日のままのぼくら
09. 君を見つけた日
10. 寝ても覚めても
11. おなじ話
12. ふたつの星
13. 夜の火
14. In The Dark
15. ノアの方舟
16. トンネル
17. 虎
18. それでもともに歩いていく
19. 国語
20. メッセージ
<アンコール>
21. うちのお母さん
22. ぼくのお日さま

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