12月31日にNHK総合ほかで放送される「第73回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月30日に行われた。この記事では純烈、ダチョウ倶楽部、有吉弘行のコメントを紹介する。
今回の「紅白」で純烈は代表曲の1つ「プロポーズ」、ダチョウ倶楽部と有吉とともに猿岩石の大ヒット曲「白い雲のように」を披露する。小田井涼平が年内をもってグループを卒業するため、明日の「紅白」が現体制で最後のステージとなる純烈。本番に向けてリーダーの酒井一圭は「縁があってダチョウ倶楽部さんと純烈♨ダチョウ(ジュンレツオフロダチョウ)を組んで、そして有吉さんも加入して『白い雲のように』を歌うという……まったく想像できないことが次々と起こってます。正直、小田井さんの卒業は頭から吹っ飛んでますね」と話す。酒井は「ある意味、気持ちの整理がついちゃってますからね。明日はお祭りです。僕らがとにかくできることは皆さんに元気になってもらうこと」とステージを盛り上げることを誓い、「熱湯風呂とか出てくるんじゃないかなと。卒業だから入ることになるかもしれないですね」と警戒心を示した。
5月にメンバーの上島竜兵が亡くなり、現在は肥後克広と寺門ジモンの2人で活動するダチョウ倶楽部。肥後は「いろんなことがあったダチョウ倶楽部を純烈が救ってくれて、今回有吉さんも来てくれて、みんなで“くるりんぱ”(上島のギャグ)できるのがうれしくてしょうがないですね」とにっこり笑った。寺門が「『僕ら純烈さんに入りたいです』と伝えたことからスタートして、『もし有吉もここに入ったら大オチだね』って話してたら実現したんですよ」と早口になると、有吉は「ごめんなさい。ちょっと興奮してます」と付け加える。我に返った寺門は「年末、お肉食べすぎちゃってね!」と茶目っ気たっぷりに語った。
ここで改めて純烈を見た有吉は「相変わらず純烈が無駄にデカいなと。こっちが小物に見えるんだよね」とチクリ。さらに話は止まらず「『紅白』に出られるのはここしかないと思ったんですよ。僕は25年前に落選してますから恨みに恨んでます。なぜあのとき出さなかったんだって」と猿岩石の絶頂期を回想しながら、NHKへの“恨み”を爆発させる。すると横にいた小田井は「え? 今回の『紅白』のテーマは復讐? 『LOVE & PEACE』じゃないの?」とうろたえた。
最後はメンバーが上島に向けて次々と言葉をかけていく。肥後は「さっきのリハーサルで上島も同じステージに立ってましたから。『紅白』には応援では出たことがあるけど、歌唱ではないんでね。きっとうらやましがってると思いますよ」と話し、寺門も「彼はこういうところがすごく好きなんですよ。大きな舞台だからうらやましがってると思う。地方の番組は手を抜くんですけどね(笑)」と愛ある毒を吐く。そして有吉が「ステージに塩まいておきましたから」とケラケラ笑うと、小田井がすかさず「なんで撃退するんですか。悪霊みたいになっちゃうから」とツッコミを入れた。