=LOVEの齊藤なぎさの卒業コンサート「~齊藤なぎさ卒業コンサート~ 現役アイドルちゅ~ みんなのこと大好きだよ♡」が本日1月13日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催され、終演後にマスコミ向けの囲み取材が行われた。
グループ屈指の高いアイドル性とそれに伴うプロフェッショナル精神を持ち、ドラマ出演などの個人活動を通しても=LOVEの認知度向上に貢献してきた斎藤。今年20歳の誕生日を迎える彼女は、昨年9月の=LOVEのデビュー5周年記念コンサートにて「一歩外の世界に踏み出したい」という思いから卒業を決断したことを発表した。齊藤にとってアイドルとしてのラストステージとなる卒業コンサートは、その姿を見届けようと集まった大勢のファンで満員になった。
終演後の囲み取材では、ライブ中に着た華やかなピンクのドレスに身を包み、晴れやかな笑顔を浮かべた齊藤が1人で報道陣の前へ登場。この日のためにプロデューサーの指原莉乃が書き下ろしたソロ曲「君だけの花道」にも触れながら、「本当に素敵な卒業コンサートだったなと思います。いろんな方に見守っていただいて、こうして素敵なステージに衣装にすべてを用意していただいて。こんなに素敵な歌をみんなの前で歌えて本当に幸せな気持ちでいっぱいです」と現在の心境を口に。 卒業を発表してからの日々を振り返りながら、「自分がアイドルじゃなくなっちゃうことが全然想像つかなくて。でも、メンバーといっぱい思い出を作って、ファンの方とも思い出を作って今日その集大成を見せられたらいいなと思っていたので、緊張はしていたんですけど、いざステージに立ったらすごく楽しくて、アイドルをやっていてよかったなと思いました」「本当に幸せな5年間だったと思いますし、来世も=LOVEになれたらいいなと思います」と言葉を続けた。
さらに齊藤は=LOVEでの5年間の活動を振り返り、「すごくつらいこともあったし、悲しいこともしんどいこともあったけど、ここまでがんばってきてよかったなと思えるぐらい素敵な経験をいっぱいできました。メンバーと出会えたこと、指原さんに出会えたこと、ファンの皆さんに出会えたこと全部が宝物です」と誇らしげに言葉を紡ぐ。「=LOVEの活動の中で一番の思い出は?」という質問には、「えー、さっきです! 一生忘れない卒業コンサートでした」と本日のコンサートの充実ぶりを強調し、終演直後に会った母親について「ありえないくらい目が腫れてました」と笑いながら言及した。
卒業後の活動について話がおよぶと、齊藤は「1月21日からエイジアクロスさんに所属させていただいて、女優さんの活動などをさせていただく予定です」と回答。指原から「なぎさならずっと大丈夫。ずっと今までがんばって努力してきたから自分を信じて」という言葉をかけられたことを明かしつつ、「指原さんがいなかったら今の私は絶対にいないし、齊藤なぎさ、なーたんは存在していないです」と感謝の気持ちを語り、ファンに対しては「ずっとずっとファンの方への思いは変わらないです。これは一貫して言ってるんですけど、ファンの方のことが大好きな気持ちは変わらないのでそこは安心してもらえたらと思います」と笑顔で言い切った。
その後、20歳になったらやりたいことを聞かれた齊藤は「指原さんとメンバーとお酒を飲むこと!」と即答。近くを通りがかったメンバーに「やっほー!」と声をかけつつ、「メンバーとはこのあと焼き肉に行くんです(笑)」と顔をほころばせる。そして最後に「齊藤さんにとってアイドルとは?」と聞かれると、彼女は「アイドルは“奇跡”ですかね。いろんなものが組み合わさって、みんなが応援してくれて、メンバーがいて、だからこその輝きというか、奇跡だなと思いますね」と=LOVEでの活動を噛み締めるようにして語った。
指原莉乃 コメント
プロデューサー1年目の私の前に現れた女の子は、気付いた頃には大物アイドルになっていました。見送るのはとても寂しいけど…「俳優齊藤なぎさ」と「国民的アイドル=LOVE」と「タレント指原莉乃」がどこかの番組で共感する「いつか」を楽しみに送り出したいと思います。これからも齊藤なぎさの応援をよろしくお願いします。