SHISHAMOが、京セラのオリジナルアニメーション第2弾「私のハッシュタグが映えなくて。」の主題歌として新曲「きらきら」を書き下ろした。
「私のハッシュタグが映えなくて。」は千明孝一が監督し、大今良時がキャラクター原案を担当したアニメ。“映える”肩書きがなく、評価を得られないことに悩む主人公・ユメは大学の先輩・ミノルに背中を押され、誰かのために物事に取り組む大切さに気付く。ユメを早見沙織、ミノルを梶裕貴がそれぞれ演じている。
SHISHAMOがアニメに楽曲を提供するのはこれが初。若者のリアルな悩みに寄り添う、ポジティブなメッセージソング「きらきら」を制作した。この曲についてメンバーは「SNSなど日々いろいろなものが発展していって、他人からの見え方が目に付いて不安になってしまう人もいるのではないかなと思っています。この『きらきら』という楽曲は、そういう中でも自分らしくいることや、自信を持つこと、自分を愛してあげることを大切にしていきたいよね、というメッセージを込めて作った曲になります」とコメントしている。アニメの特設サイト、YouTubeでは本編やSHISHAMOのインタビュー動画が公開されている。
SHISHAMO コメント
もしもSHISHAMOにハッシュタグをつけるとしたら
「#晴れバンド」ですかね。天気の運がよくて、なかなかライブの日に雨が降ることがなくて、雨が降っていても登場する1分前に止んだりすることがあるので、「#晴れバンド」かなと思います。
アニメの主人公ユメのように、周りの人と比べて落ち込んだり、劣等感を覚えたりした経験は?
宮崎朝子(G, Vo)
時々、他人と自分を比べてしまいそうになることはあるのですが、それよりも戦うべきは自分だと、できるだけそうしないように心掛けています。
松岡彩(B)
お姉ちゃんが何でもできる人で、お母さんにほめられるのは、いつもお姉ちゃんでした。絵を描くことも、勉強もできる姉に劣等感を感じ、それで悩んだ時もありましたが、音楽をやった時だけ私がほめられるということに気が付いて、小学校の時から音楽をやり続けました。今もこうやって音楽を仕事にできているので、それもきっと私の糧になっているのかなと思います。
吉川美冴貴(Dr)
私は中学生のときにサッカーをやっていて、チームメイトと自分を比べて、自分は全然できないとドツボにはまっていくみたいな経験があります。でもそれもまた自分だなと受け入れながら、自分らしくできたらいいなと、成長と共に時間がそういう悩みも解決してくれました。
「きらきら」に込めたメッセージ
SNSなど日々いろいろなものが発展していって、他人からの見え方が目に付いて不安になってしまう人もいるのではないかなと思っています。この「きらきら」という楽曲は、そういう中でも自分らしくいることや、自信を持つこと、自分を愛してあげることを大切にしていきたいよね、というメッセージを込めて作った曲になります。アニメーションの物語ととてもリンクしている部分があるので、物語が進むにつれて大事なことに気づいていくという部分に注目して見てもらえたら嬉しいなと思います。