目黒蓮(Snow Man)と大西流星(なにわ男子)が、本日3月28日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われた映画「わたしの幸せな結婚」の大ヒット御礼舞台挨拶に登場した。
「わたしの幸せな結婚」は、顎木あくみによる恋愛小説を塚原あゆ子監督が映画化した作品。明治・大正期の雰囲気をまとった架空の時代を舞台に、心を閉ざした主人公の軍隊長・久堂清霞と、家族から虐げられてきた悲運な女性・斎森美世の運命のラブストーリーが描かれる。大ヒット御礼舞台挨拶には目黒と大西のほかに、今田美桜、渡邊圭祐の主要キャストが登壇した。「わたしの幸せな結婚」は3月17日の公開から本日までに観客動員数が100万人を突破し、興行収入13億円を超えるヒットを記録中。清霞を演じた目黒は「渡辺翔太くんから昨日『また友達と観に行こうと思っていて』と言われて。1回観ているのに『もう1回観よう』と思ってくれているのがすごくうれしかったです」と喜びを語り、「2回目、3回目となってくると『このシーンはこういう意味だったんだ』とか『ここはよく観るとこれが映っているんだ』とか発見があるので、何度も観たくなる理由なのかなと思います」とリピーターの多い本作について分析した。
また司会者からおすすめのシーンを聞かれると、目黒は「清霞と美世の出会いがのシーンがすごく好きで、それは原作を読ませていただいたときから好きなシーンなんです。最初の2人の距離感からどう変わっていくのか、最後に思い返せる最初の出会いのシーンが好きです」、美世を演じた今田は「清霞と美世がデートをするシーンで甘味処が出てきたと思うんですけど、あそこは2人の距離感が縮まったシーンなので大好きです。あとは土屋太鳳さん演じるお母さんとのシーンは、撮っていて印象的でした」と、それぞれ映画を振り返りながら答えた。イベント中には事前に映画の公式SNSで募集した質問にキャストが回答するコーナーも行われ、「ご自身の役以外で演じてみたい役はありますか?」という質問に大西は清霞の名前を挙げて「アクションシーンがすごくカッコよったし、いろんな“異能”(劇中に登場する特殊能力)を披露するんですけど、やっぱり湯を沸かす“異能”が一番カッコよくて(笑)」と笑顔で回答。渡邊は役ではなく賀茂村紀夫を演じる津田健次郎の名前を挙げ、「お話をさせていただいたんですけど、やっぱりすごくいい声なんですよ。いい声すぎてご本人に『僕の声を全部当ててください』とお願いしたくらいで、本当に憧れてしまいます」と語った。
イベントの最後には、司会者が出す2択質問にキャストと観客が回答する「わたしの幸せな2択コーナー」が実施された。「付き合った恋人と初めてデートに行くなら、室内でのんびりか屋外でアクティブか」という質問が飛ぶと、目黒は「家もいいと思うんですけど、せっかくのデートならどこかに行きたいです。田舎が好きなので自然があるところに行って、田んぼを歩く」と回答。思わず今田が「え、初デートですよね?(笑)」とツッコミを入れると、目黒は「はい。散歩していいごはん屋さんとかあったら入って……だからスニーカーは必須です」と返して会場の笑いを誘った。目黒は「たくさんの方に観ていただけて本当にうれしい気持ちでいっぱいです。この作品が皆さんの『明日もがんばろう』という活力につながってくれたらすごくうれしいです。何回観ても面白い作品だと思うので、まだ観てない方にも広めていただけたら。皆さん本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを述べてイベントを締めくくった。