JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

SANDAL TELEPHONE、結成4周年で再びクラブセットライブ!新曲3曲を迫力の重低音でお届け

「SANDAL TELEPHONE 4th Anniversary Live “還”」の様子。
約2年前2023年04月25日 4:02

SANDAL TELEPHONEの結成4周年を記念したワンマンライブ「4th Anniversary Live “還”」が4月21日に東京・渋谷WOMBで開催された。

昨年11月にも渋谷WOMBでワンマンライブを行ったSANDAL TELEPHONEは、そのときに好評を博したクラブセットでのパフォーマンスに再び挑戦。この会場ならではの音響、照明、LEDを存分に駆使した迫力のステージを繰り広げた。SANDAL TELEPHONEの楽曲を数多く手がけるちばけんいちのDJにより、開演前からフロアには心地よい重低音と高揚感が充満。そしてウイスパーボイスで「S・D・T・P」と繰り返しささやくSEが流れ始め、スクリーンにパンツスタイルの黒い新衣装を身にまとったメンバーの姿が映し出されると、オーディエンスの期待感が一気に高まった。

1曲目「コーリング(Kenichi Chiba Remix)」冒頭の「SANDAL TELEPHONE」とグループ名を告げるパートに合わせてスモークが勢いよく噴き出すと、それと同時に新衣装姿の小町まい、夏芽ナツ、藤井エリカがステージへ。体の芯まで響くような音圧、場内を交差する色とりどりのレーザーやムービングライト、フロア近くまで降りてきたLEDスクリーンに投影されるVJ TONTONの映像演出を味方に、彼女たちは「微熱フェノロジー」や「Follow You Follow Me」を立て続けに披露して場内のボルテージをぐんぐんと引き上げる。観客はそれに応じるようにコールやクラップを響かせ、ライブ序盤からこの非日常的な空間を思い切り楽しんだ。

冒頭のブロックを終えたSANDAL TELEPHONEは挨拶もそこそこに、フロアを煽りながら次の曲へ。アーバンかつゴージャスなサウンドと大人びた歌声が混ざり合う新曲「悲喜劇的アイロニー」を初披露した。「Step by Step(Kenichi Chiba Remix)」ではフロアの左右に設置された“お立ち台”にメンバーが散り散りに移動し、観客を取り囲むようにして歌声を届けて会場全体をまんべんなく盛り上げていった。

ここでメンバーは一旦ステージから退場。四つ打ちのSEが鳴り響く中、スクリーンに別パターンの黒衣装に身を包んだSANDAL TELEPHONEの姿が浮かび上がる。その新衣装に着替えた3人はステージに再び姿を現すやいなや、この日2つ目の新曲「BLACK DIAMOND」をパフォーマンス。オーディエンスは彼女たちの力強いステージングに目を奪われつつも「Wow Wow」と声をそろえ、フロアを包み込んでいく一体感に身を委ねた。

さらに3人のクールな表情が見どころの「Silent」や、アッパーチューン「碧い鏡」がいつも以上にダイナミックなサウンドで畳かけられる展開にフロアの興奮は増すばかり。ライブ終盤、SANDAL TELEPHONEが「まだ盛り上がっていけますか!?」「まだまだ新曲持ってきてます!」と口にすると、大きな歓声が沸き起こった。3人は「悲喜劇的アイロニー」「BLACK DIAMOND」とはまたタイプの異なるポップなアイドルソング「UnLucky」を初パフォーマンス。コール&レスポンスを通して会場の一体感がより強固なものとなった。

アンコールではメンバーがライブグッズの白いTシャツを着て登場。ディスコファンクナンバー「Magic All Night」で再び会場をダンスフロアに変え、観客を目一杯踊らせる。曲が終わると、藤井はこの日のライブを振り返りながら「新曲とともに、新衣装とともにダルフォンは新しくなって進んでいくので、みんなも一緒についてきてください」と挨拶し、夏芽は「去年のワンマンのときよりメンバーのことがもっともっと好きになったので、5年目も突っ走っていきたいと思いました」と笑顔で意気込みを言葉に。小町が「SANDAL TELEPHONEを見て嫌なことを忘れさせたいなって。そういうライブを今回できましたか?」と問いかけると、フロアから拍手と歓声があふれた。

ラスト、3人は「Magic All Night」の続編にあたるライブの人気曲「恋の魔法使いにはなれない」を披露。再びフロア左右のお立ち台の上で歌唱してオーディエンスを喜ばせ、「音楽で世界を笑わせたい、泣かせたい、踊らせたい」というグループのコンセプトを体現するようなパフォーマンスで会場にこの日一番の熱気を生み出してみせた。

SANDAL TELEPHONE「4th Anniversary Live “還”」2023年4月21日 渋谷WOMB セットリスト

01. コーリング(Kenichi Chiba Remix)
02. 微熱フェノロジー
03. Follow You Follow Me
04. 悲喜劇的アイロニー
05. ワンダーランド(Kenichi Chiba Remix)
06. Step by Step(Kenichi Chiba Remix)
07. Be Free
08. BLACK DIAMOND
09. レビュープレビュー
10. Silent
11. SYSTEMATIC
12. 碧い鏡
13. UnLucky
14. Lightsurfer
<アンコール>
15. Magic All Night(Re:EDIT)
16. 恋の魔法使いにはなれない

JOYSOUND
JOYSOUND.COMカラオケ歌うならJOYSOUND

関連記事

「SANDAL TELEPHONE 6th Anniversary Live 'SAKURA'」の様子。

SANDAL TELEPHONE最後の最後まで音楽で笑わせ、泣かせ、踊らせた6年間

10日
カイジューバイミー×スパンコールグッドタイムズ「春来」告知画像

カイジューバイミー&スパンコールグッドタイムズの主催公演にダルフォン、二丁魁が登場

約1か月
SANDAL TELEPHONE

SANDAL TELEPHONE×chocoZAP×エンタバアキバ、コラボキャンペーン開始

約2か月
「IDORISE!! FESTIVAL 2025」出演者一覧

184組のアイドルが出演「IDORISE!! FESTIVAL」タイムテーブル公開

3か月
SANDAL TELEPHONE

SANDAL TELEPHONE、ラストシングル「サクラクラ」を語るコメント到着

3か月
SANDAL TELEPHONE「サクラクラ」キービジュアル

4月で活動終了のSANDAL TELEPHONE、ラストシングル「サクラクラ」リリース決定

4か月
SANDAL TELEPHONE。左から夏芽ナツ、小町まい、藤井エリカ。

SANDAL TELEPHONEが4月で活動終了、LIQUIDROOMでラストライブ開催

4か月
SANDAL TELEPHONE「ふざけんじゃねぇよ」ミュージックビデオより。

SANDAL TELEPHONE「ふざけんじゃねぇよ」MV、黒のジャケット衣装と艷やかな和装に注目

5か月
SANDAL TELEPHONE

SANDAL TELEPHONEが新曲「ふざけんじゃねぇよ」配信、堀江晶太×ちばけんいち共作が実現

6か月
「秋葉原アイドルサーキット」ロゴ

「秋葉原アイドルサーキット」でんぱ組.inc、Task have Fun、わーすた、クマリ、Appare!ら34組追加

8か月