JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

蓮沼執太フィル「半分寝てる」「Eco Echo」スタジオライブ映像公開、監督は河合宏樹

蓮沼執太フィル「1/2 SLEEP -半分寝てる-」スタジオライブ映像より。
12か月前2023年05月01日 3:01

蓮沼執太フィルのスタジオライブ映像「1/2 SLEEP -半分寝てる-」「Eco Echo」がYouTubeで公開された。

この2本の映像は、過去に蓮沼執太フィルのライブ映像も手がけた河合宏樹がディレクションを担当。「1/2 SLEEP -半分寝てる-」は“新たな視点の共存”をテーマに半分ずつ異なる角度からメンバーを映した2画面スタイル、一方“不在“がテーマの「Eco Echo」は、メンバーの演奏シーンと無人のスタジオシーンが効果的に切り替わる二面性が感じられる映像に仕上がっている。

河合宏樹 コメント

蓮沼執太フィルのニューアルバム「symphil」を聞いて思い出されたのは、コロナ禍以降の新生活であった。
変化していく環境と共に、私が扱う映像表現にも新しいテーマが必要とされた。
「Eco Echo」の映像作品には、“不在”をテーマに添えた。
コロナ禍、物理的な距離や通信を使用した会話に
私たちは、本質の“不在”を感じ、温度や体感の大切さを改めて認識する。
“みんなで話をしよう この音が消える前に”
「1/2 SLEEP -半分寝てる-」の映像作品には、
“新たな視点の共存”をテーマに添えた。
各演奏映像をマテリアルのように扱い、コントラストや色調、画角(視点)を大胆に変更したフッテージを同じ画面に共存させた。それは、可変する現代の情勢を生きる多様な人々の視点を肯定する表現した。
“自分たちの美しさ まだ知らないだけなのか”
これらは、もちろん私の解釈である。
楽曲、映像作品の解釈は各個人の想像力に委ねられている。蓮沼執太フィル「symphil」とは、新生活の上で人々が多様に生きるための受け皿となってくれる作品なのである。

関連記事

ロレイン・ジェームズ

ロレイン・ジェームズ来日ツアーに蓮沼執太、ausが出演

21日
蓮沼執太フィルと小山田圭吾、渡邉清人。

蓮沼執太フィル、小山田圭吾も出演したオペラシティ公演を映像作品化

24日
蓮沼執太「unpeople -初演-」の様子。(撮影:後藤武浩)

蓮沼執太、“音楽浴”公演で坂本龍一の音源とコラボした未発表曲披露

28日
「ジム・オルーク×石橋英子 / ermhoi with the Attention Please」告知ビジュアル

ジム・オルーク×石橋英子とermhoi with the Attention Pleaseがツーマン

29日
蓮沼執太

蓮沼執太、網守将平、細井美裕が坂本龍一トリビュート展を語る

3か月
蓮沼執太

蓮沼執太が法人「ウインドアンドウインドウズ」設立、春分の日にイサム・ノグチの石庭で特別ライブ

4か月
蓮沼執太「one window」ミュージックビデオより。

蓮沼執太“新たな窓”を映した「one window」MV

4か月
蓮沼執太「one window」配信ジャケット

蓮沼執太×J-WAVEの“窓企画”、人が写っていない窓写真から書き下ろされた新曲完成

5か月
蓮沼執太

蓮沼執太が音楽監督、みんなで「第九」を演奏する参画型プロジェクト始動

5か月
「ユリイカ」2023年12月臨時増刊号表紙

坂本龍一総特集「ユリイカ」本日発売 大貫妙子、大友良英、加藤登紀子、蓮沼執太ら参加

6か月