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蓮沼執太チーム初のスタジオレコーディング音源リリース、Tortoise「Seneca」をカバー

蓮沼執太チーム
7分前2025年08月13日 3:03

蓮沼執太チームによる初のスタジオレコーディング音源として、Tortoise「Seneca」のカバーが本日8月13日に配信リリースされた。

蓮沼執太チームとは蓮沼、石塚周太(G)、斉藤亮輔(G)、itoken(Dr)、尾嶋優(Dr)という編成で2008年11月1日に結成された、蓮沼執太フィルの母体となるアンサンブルチーム。蓮沼はこれまでも、たびたびこのチームでTortoiseの「Seneca」をカバー演奏しており、2012年1月リリースのアルバム「CC OO」にも収録している。

高校3年生のときにTortoiseの「Seneca」を聴き、イントロの歪んだギターとドラムのサウンドに大きな衝撃を受けたという蓮沼。また同曲がリリースされた直後の2001年9月11日、蓮沼の誕生日でもあるこの日にアメリカ同時多発テロが起こったという背景があり、彼がインストゥルメンタルバンドから政治的な思想や姿勢を受け取った初めての楽曲が「Seneca」であったと明かしている。同曲のカバーには今もなお不安定な世界情勢が続いていることに対する蓮沼の思いとTortoiseへのリスペクトが込められている。

今作のレコーディングエンジニアは葛西敏彦、ミックスエンジニアはTortoiseのドラマーでもあるジョン・マッケンタイア、マスタリングエンジニアはデイブ・クーリーが担当。ツインドラム、ツインギターによる軽快な掛け合いと、蓮沼によるアナログシンセサイザーのサウンドがジョン・マッケンタイアの手によってモジュレーションされることにより、大きな変化がもたらされている。

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