7月に放送がスタートするテレビアニメ「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。」(通称「ラス為」)のオープニングテーマを月詠み(ツクヨミ)、エンディングテーマをチョーキューメイが担当することが発表された。
「ラス為」は天壱の同名小説をテレビアニメ化した作品。乙女ゲーム「君と一筋の光を」で国と民を苦しめる最悪の女王・プライドが、思い出してしまった前世の記憶を頼りに、これから起こる悲劇を回避し登場人物のすべてが幸せになれる世界を目指すため、ゲーム内のストーリーを改変していくという“ラスボス回避ファンタジー”となっている。
オープニングテーマはボカロPのユリイ・カノンによる音楽プロジェクト・月詠みの楽曲「救世主」。月詠みは同曲について「誰かの為に、運命を変える為に自己犠牲さえ厭わない、主人公プライドの危うさや優しさや美しさを表現した楽曲となっています。悲劇へ無私に立ち向かう姿勢や幸福を掴むことの難しさ、それでも強い意志を持って生きていく、この物語に想いを馳せながら制作させていただきました」とコメントしている。一方エンディングテーマはチョーキューメイによる「PRIDE」。メンバーは「作品を読ませていただいて主人公プライドの優しさや芯の強さを感じ取り、歌詞や曲調をプライドに相応しい曲にしたいと思って楽曲制作しました。曲中では色んな楽器を使ってプライドの“優しさの中にある力強さ”についても表現しています」と楽曲への思いを述べている。
なお今作は監督を新田典生、シリーズ構成を赤尾でこ、キャラクターデザインを河野仁美が務め、アニメーション制作はOLM Team Yoshiokaが担当。女王制のフリージア王国の第一王女・プライド役をファイルーズあい、プライドの義弟で「君と一筋の光を」では攻略対象者にあたるステイル役を内田真礼、フリージア王国の第二王女・ティアラ役を戸松遥が務める。また追加キャストとしてフリージア王国の騎士団長・ロデリック役を安元洋貴、フリージア王国の騎士団副団長・クラーク役を関俊彦、フリージア王国騎士団の三番隊騎士隊長・カラム役を小野大輔、フリージア王国騎士団の一番隊騎士隊長・アラン役を下野紘、アランの部下にあたる一番隊本体騎士・エリック役を永塚拓馬が担当することが発表された。
6月17日に東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて第1話と第2話の先行上映会とトークショーの開催が決定。トークショーにはプライド役のファイルーズあい、ステイル役の内田が登場する。