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NGT48中井りか“やりたい放題”楽しんだ写真集、卒業を決断した理由や自身のアイドル道を語る

中井りか(NGT48)
約3年前2023年06月29日 9:04

明日6月30日に刊行される中井りか(NGT48)の1st写真集「好きでした」。本作の発売に先駆け、中井が音楽ナタリーの取材に応じた。

この写真集は、中井が今夏にNGT48を卒業することに合わせて発売されるメモリアルブック。花畑や桜並木、ビーチをはじめとする野外のロケーション、バスルームやベッドルームといったプライベート空間など、写真家・池村隆司によって撮影された多彩なシチュエーションのカットが収められている。さらにランジェリーや水着のカット、入浴シーンのカットなど刺激的な写真も満載。ビジュアルでキャリアを振り返る企画やロングインタビュー、中井がプロデュースを手がけたユニット・CloudyCloudyのメンバーとの対談も含め、中井の“いま”を詰め込んだ1冊が完成した。

写真集が完成した心境

写真集の発売が卒業までに叶えたいことの1つであったという中井は、「せっかちなので、早くみんなに写真集を見てほしいっていう気持ちが大きいですね。ワクワクしてます。ネタバレのないように情報出しを絶妙に渋ってるので(笑)、早くみんなのもとに届いてほしいです」と現在の心境を言葉に。現時点でのファンからの反応について尋ねると、「『よかったね』という反応が一番多いです。最後にNGT48としての私を形として残しておけるものを発売できるのは私自身すごくうれしいし、ファンの方たちも待っていてくれたと思います。『りかちゃんの写真集やっとか』っていう反応も多いですね。写真集にNGT48の衣装の写真も載ってるのを知って喜んでくれているファンの方もいるし、私の最新のおっぱいを楽しみにしてる人もいます(笑)」と笑みを浮かべた。

「好きでした」というタイトルは、写真集の帯コメントも担当した秋元康による考案。中井は「秋元さんから10個ぐらい候補が来て。その中で『これとこれとこれがいいと私は思ってるんですけど、どうですか?』ってお返ししたところ、 『好きでした』が切なくていいよねという話になって決まりました」とタイトル決定までの経緯を説明し、「秋元さんが帯コメントに書いてくださったように、私は素直になれない部分があるというか。普段は正直になんでもズバズバ言うキャラなんですけど、メンバーやスタッフさんとか、周りの人たちに感謝しつつもなかなか伝えられない、『ずっと好きでした』みたいな気持ちもあったので、このタイトルは私のグループに対する気持ちともリンクするなと思ったんです。『でした』と過去形なところに、素直になれない私が表れていてお気に入りです」と、タイトルの5文字に感じた自身の思いを語った。

撮影でこだわったポイントを聞くと、中井は「撮影したのが私が一番好きな季節の春で。お花が好きなので『お花がいっぱいあるところで撮りたいです』とリクエストしました。卒業アルバムのような写真集なので桜も写したかったですし」と声を弾ませる。花畑をバックにしたカットは千葉・東京ドイツ村にて撮影されたとのことで、「ドイツ村には初めて行ったんですけど、観覧車がかわいくて。ここで撮ってほしいとその場でお願いしました。アイスクリームを手に持って撮ってもらって、ちょっと子供っぽい部分を出せたんじゃないかなって。『Soft Serve』という楽曲でセンターをやらせていただいたんですけど、その中に『ソフトクリーム食べたくなった』という歌詞があるんですよ。そういうふうに、今までの活動に関連したものを写真集の中にちりばめてます」と写真集全体にこだわりが詰まっていることを明かした。

中井の子供っぽい面が垣間見えるカットもあれば、大人びたカットも楽しめる本作。彼女はランジェリー姿でのカットに言及しながら「衣装さんともたくさん話をして、何個か候補をいただいていた中で、お気に入りのランジェリーを選んだんですけど、最初は1着の予定だったのが、私が2着撮りたいとわがままを言ったんです(笑)。そういったこともあって1日の中に撮影がぎゅうぎゅうに詰め込まれていたんですけど、せっかく衣装さんに選んでいただいたし、自分から言ったことを全部叶えてもらいました」と満足感を顔ににじませ、「自然光や柔らかい光が好きなので、ピンクのランジェリーで、シースルーのシャツを上に着てる写真がお気に入りです。顔も盛れてていい感じだし(笑)、なんか私っぽいなって」と続けた。

このほかにも、写真集では中井の要望、願望が多く実現されたという。中井はにぎやかな空気があふれていたという撮影を振り返り、「『泡風呂に入りたい』って言ったら、それも急遽用意してくれて。やりたい放題でしたね。 アイドルとしては確実に最初で最後の写真集なので、思ったことはどんどん言おうと思ったんです。バスタブからお湯が抜けなかったし、温度も調節できなくて大変そうでしたけど(笑)、それでも私のわがままに応えてかわいく撮ってくださいました」と笑顔を浮かべる。さらに彼女は裏表紙に使われているドレス姿のカットもお気に入りの1枚に挙げ、「衣装さんと一緒にチュールドレスを選んで、かわいいのを着れたのでうれしかったです。しかも、うしろのレインボーブリッジの夜景もすごくきれいに撮っていただけて。フジテレビでレギュラー番組に出演していたことがあるので、そのときのことも思い出されてお気に入りです。グループでの活動はもちろん、個人での仕事の思い出も写真集にちりばめられてます。コアなファンなら細かいところにも気付くと思うので探してみてほしいです」とファンに向けてアピールした。

卒業を決断した思い

中井がNGT48から卒業することは、4月に新潟・NGT48劇場で行われた「デビューシングル『青春時計』リリース6周年 記念イベント」にて発表された。公演後、中井は自身のInstagramに胸の内をつづっていたが、改めて卒業を決断するに至った思いを尋ねると、「私がずっと言ってるのが、アイドルの賞味期限はほかの子にライバル意識を持たなくなったときだということで。この子より輝きたい、この子より前に出たい、絶対に私が一番目立ちたいみたいな気持ちが薄れてきたときに、私はやりたいことを全部やったんだって気付きました。去年発売のアルバム(「未完成の未来」)ではダブルセンターをやらせていただいて、本当に楽しみ尽くした感じで。ここ1、2年は“アイドル余生”を楽しんでるみたいな状態でした」「このまま席を空けないでいると、後輩が前に出てこれなくなっちゃって、邪魔なんじゃないかとも考えたり。『NGT48? 中井りかのグループか。ちょっと見てみよう』って思わせるのがやっぱり私の役目だったと思うんですけど、今までのアイドル人生にちゃんと満足できてるなと気付いて卒業を決断しました」と晴れやかに語った。

さらに中井は「苦しかったこともつらかったことも全部NGT48で経験してきて……ひと言で言えば幸せなアイドル人生だったなと思います。葛藤したり、なんというかいがぐりみたいになってた時期もあったんですけど(笑)、今こう振り返ってみたらそれも全部幸せだったなって」と言葉を続け、「世の中にたくさんアイドルがいて、48グループだけでも300人近くいる中で、 自分のアイドル人生に悔いはないって軽やかな気持ちで卒業できるアイドルってほんのひと握りだと思うんですよ。だから自分は幸せだなと思うし、本当にありがとうございますという気持ちです」と自身のアイドル人生に悔いがないことを強調する。NGT48での8年間で最も印象に残っている瞬間を聞くと、彼女は「これ以上ないなっていう最高の瞬間を何回か経験してるんですよ。初めて選抜に選んでいただいたとき、ソロコンサートで客席一面ピンクに染まった景色を見たとき、ひさしぶりにフェスに出てファンのみんなの声を聞けたときとか。その1つひとつの点と点を結んだら私のアイドル人生になるみたいな感覚で。だから、一番の思い出は選びきれないですね」とこれまでの歩みを振り返った。

秋元康が写真集の帯コメントで「思っていることを、ストレートに言葉にしないと気が済まない」と評している通り、歯に衣着せぬ発言で注目されながら独自の道を歩んできた中井。自身のキャラクターに言及して「たぶん、とんでもないわがまま野郎だったと思います(笑)」と笑った彼女は、「1期生として活動してくださった先輩にゆきりん(柏木由紀)さんと(北原)里英さんがいて。お二方とも『悲しいこともつらいことも隠そう。それがアイドルだから』っていうアイドル道の方々なんですよ。でも、真逆なんですよね、私は。ありのままでいることを選択した理由は、同じレールの上を歩いても前に出れないと思ったからで。ひたむきにがんばるタイプのアイドルはほかにもたくさんいるし、そんな中で前に出るためにはどうしたらいいんだろうと考えたときに、なんでも口に出して言えるアイドルはほかにはいないだろうなって気付いて、そこを伸ばすように努力しました」とアイドル活動に対して自分なりの考えがあったことを明かした。

「そのキャラクターゆえに苦労することも多かったのでは?」と質問をぶつけると、中井は「でも簡単なんですよ、このキャラクターって。嫌われるし、傷付くことは人一倍あるんですけど、嫌なことは嫌って言えるし、普段の好感度が低い分、何かいいことしたらすぐイメージがアップするので(笑)。自分の真の部分は別に毒舌じゃないのかもしれないけど、その“ガワ”を1つかぶることで自分を守ってたところもあると思います。傷付くのはあくまで毒舌を言ってる私で、本当の自分は別に傷付いてないっていうふうに捉えることができるようになってからは楽でしたね」とこれまでのことを回想。「それまでは、自分でキャラを付けておきながら『悪口言われるし、めっちゃつらいな。間違えたかな』と思ってたんですけど(笑)、突拍子もないこと言うのが中井りかだよねと思ってもらえるようになって。NGT48でそれを飛び道具として使ってもらえるようになってからは、本当に楽になりました。それに、私が暴れちぎってても『まあ、りかちゃんだからね』って言ってくれるメンバーがいてくれたことが、やっぱり一番大きいですね」とメンバーへの感謝の気持ちを述べ、「私から言えるのは、人の後ろを歩いたり誰かの真似をしても、前には行けないし、思うようにできないということですね。どれだけがんばっても、そのカテゴリーにすでにトップがいるわけで。ちょっと大変でも、自分の道を切り開いていったほうが、もしかしたらアイドルとしては正解なのかも。このアイドル飽和時代」と後輩たちへの思いも口にした。

中井りか「好きでした」発売記念SHOWROOM配信

配信日時:2023年6月30日(金)21:00~21:45
配信URL:https://www.showroom-live.com/r/48_NAKAI_RIKA

中井りかNGT48卒業記念写真集リリースイベント

2023年7月1日(土)東京都 HMV&BOOKS SHIBUYA 5Fイベントスペース

「中井りか写真集『好きでした』出版記念お渡し会」in新潟

2023年7月23日(日)新潟県 紀伊國屋書店 新潟店 特設会場

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