JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

これのドラムを聞け!5秒だけでもいい Vol. 7 mabanuaの指標になっている4曲

mabanua
2年以上前2023年07月11日 9:02

楽曲のリズムやノリを作り出すうえでの屋台骨として非常に重要なドラムだけど、ひと叩きで楽曲の世界観に引き込むイントロや、サビ前にアクセントを付けるフィルインも聴きどころの1つ。そこで、この連載ではドラマーとして活躍するミュージシャンに、「この部分のドラムをぜひ聴いてほしい!」と思う曲を教えてもらいます。第7回は、Ovallのドラマーであり、プロデューサー、ビートメーカー、シンガーとしてマルチに活躍するmabanuaさんに、オススメの楽曲を挙げてもらいました。

構成 / 丸澤嘉明

ドラムフレーズが好きな曲とその理由

The RH Factor「Kwah / Home」1:05~

ハイハットがなく、キックとスネアのみでグルーヴしているのでこれが最高にカッコいい!
キックとスネアの“間”だけでノリを作っているので僕の原点、すべての指標になるドラムです。演奏はジーン・レイクです。
細かいテクニックよりこういうことができるドラマーに自分は憧れることが多いですね。

The Philadelphia Experiment「Grover」0:00~

2拍目と4拍目のスネアはもちろん大事ですが、その前後にくっついている装飾音(ゴーストノート)が素晴らしい。
文字で言うと「ッタ」「タッ」の「ッ」の部分ですね。ここのキレが半端ない。通常装飾音は譜面上には書かれないので、そこをどうするかによって奏者のオリジナル性、グルーヴの粘りが出ます。演奏はクエストラブです。

Ryu Matsuyama「blue blur feat. mabanua」0:00~

自分がRyuくんたちと一緒に作った楽曲です。ど頭のフィルを頭拍がどこがわかりにくくすることで曲が始まったときの瞬発力や意外性を持たせることができます。
ドラムはバンドのJacksonくんですが、彼が完璧にそれを再現してくれました。その後はシンプルな70年代風のストイックなグルーヴが続くので、あえてそういったフィルインで色を付けるといったイメージです。

Mr.Children「Everything(it's you)」4:03~

歌物において鈴木英哉さんのドラムは僕の1つの指標になっています。
メロディアスな長めのフィルインはもちろん、この少し跳ねた、3連符のフィルインは楽曲のエンディングに相応しく華やかで、聴く人の気持ちをグッと惹きつける重要なパートになっていると思います。
曲中のレイドバックしたグルーヴも最高です。

自身でドラムフレーズをプレイする際に意識していること

楽曲とマッチしつつも自分だとはっきりわかってもらえるようなフレーズや音色、グルーヴを意識しています。
特に、音量の小さい、あまり聴く人が気に留めないような部分の演奏を大事にすることで全体に深みが増すと思うのでそこを気を付けています。
最近言っているのですが“裏地”にこだわるというイメージです。

自身のプレイスタイルに影響を与えたドラマーや最近気になるドラマー

<影響受けた>
クエストラブ
スティーヴ・ジョーダン
ジーン・レイク
リヴォン・ヘルム
リンゴ・スター

<最近気になる>
ユセフ・デイズ Yesterday Princess (Stanley Clarke X Curren$y)
桑畑怜吾 Shuffle Blues Recording 4K

mabanua

バンドOvallのドラマーであり、プロデューサー、ビートメーカー、シンガーとしても活躍するマルチアーティスト。Ovallの活動と並行して2008年にソロ活動をスタートし、11月に初のソロアルバム「done already」をリリース。また星野源、椎名林檎、Official髭男dism、Chara、Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、矢野顕子、米津玄師、imase、VaVaなどのプロデュース、アレンジ、ドラマー、リミキサーを担うほか、CM楽曲や映画、ドラマ、アニメの劇伴も多数担当している。 最新シングル「So Real feat. Nicholas Ryan Gant & Suede Jury」が配信中。
mabanua
mabanua (@mabanua) / Twitter
mabanua (@mabanuainsta) • Instagram photos and videos
mabanua - YouTube

JOYSOUND
JOYSOUND.COMカラオケ歌うならJOYSOUND

関連記事

Mr.Children

今夜「EIGHT-JAM」でMr.Children特集、桜井和寿が楽曲制作やライブについて語る

7日
「CIRCLE '26」告知ビジュアル

福岡「CIRCLE '26」タイムテーブル発表、トリはZAZEN BOYS&くるり

8日
goethe

goetheが1stアルバム「circle」発表「バンドの第一章の区切りのような作品」

26日
「CIRCLE '26」告知ビジュアル。

福岡「CIRCLE」にkanekoayano、Ovall、くるり追加 出演DJも決定

約1か月
Kan Sano

Kan Sanoが4年ぶりアルバムリリース、柴田聡子×Maika Loubtéとのコラボ曲を先行配信

3か月
「第47回ホリプロタレントスカウトキャラバン『Horipro Vocal Scout Caravan』」から誕生したunløck。左から髙橋理央、kiichi、小林真央哉、岩坪優真、黒澤洵太。(撮影:近藤宏一)

ホリプロ×エイベックスのオーディションから男性ボーカルユニット「unløck」デビュー決定、決勝大会をレポート

3か月
関口シンゴ「Recollection」リミックスコンテスト告知ビジュアル

関口シンゴ「Recollection」のリミックスコンテスト開催、優秀作品はアルバムにも収録

4か月
夜景が美しいGLAYの新しいアーティスト写真。

GLAY、どこかの夜景をバックにした新アー写公開 新作「Dead Or Alive」詳細も

5か月
「Sakura Fujiwara 10th Anniversary SAKURA MARKET」ビジュアル

藤原さくらポップアップショップ開催、VIDEOTAPEMUSIC監督ミュージックビデオ公開

5か月
「ギター・マガジン」2025年11月号表紙

田渕ひさ子が押入れで「透明少女」演奏、ぼっち・ざ・ろっく後藤ひとりのように宅録できるか検証

6か月