8月26、27日に日本テレビ系で放送される「24時間テレビ46」の中で、スペシャルドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」のオンエアが決定。道枝駿佑(なにわ男子)が主演を務めることが発表された。
「虹色のチョーク」は、社員の約7割が知的障がい者というチョーク会社「日本理化学工業株式会社」の実話をもとにした同名小説が原作のノンフィクションドラマ。会社の存続をかけ、窓に描けるチョークという新商品が開発できるまでの軌跡の物語となっている。
道枝が演じるのはチョーク会社社長の息子・大森広翔。障がい者雇用をめぐり父と衝突を繰り返しながらも、社員たちの真摯な姿勢から働くことの幸せを学んでいく役どころだ。道枝はクランクインに先駆け、ドラマのモデルとなったチョーク工場を見学しており、「障がいがある方の雇用というのは普段あまり触れる機会のないテーマで、デリケートな部分もあるのかなと思っていたので、どう向き合えばいいのかまだ模索中です。ただ、ドラマを通じて前向きなメッセージを伝えられたらいいなと感じています」とコメント。また自身が演じる広翔について「最初は障がいのある従業員の方との接し方に戸惑ったり、工場の経営が厳しいのに障がい者雇用を減らしたりやめたりしない父親に反発するのですが、工場のみんなと時間を過ごしていくうちに、少しずついろんなことに気づいて変わっていく、その成長の過程をしっかりと演じられたらなと思います」と意気込みを語っている。
道枝駿佑(なにわ男子)コメント
障がいがある方の雇用というのは普段あまり触れる機会のないテーマで、デリケートな部分もあるのかなと思っていたので、どう向き合えばいいのかまだ模索中です。ただ、ドラマを通じて前向きなメッセージを伝えられたらいいなと感じています。
僕が演じる広翔のモデルになった大山社長に工場を案内していただいたので、気になったことはどんどん聞いていきました。
実際のエピソードで、曲がったチョークを選別する作業の中で、障がいのある従業員の方が判別に迷って全体の流れが止まってしまうという問題が起きたそうです。解決のために、これまで〇か×しかなかった選別の箱のほかに「どちらかわからない」という意味の△の箱を作ったら作業がスムーズに進むようになったというお話を聞きました。はじめはその1人の方のために考えた工夫だったのに、他の人の作業も早くなったそうなんです。「誰かのために考えたことがみんなのためになる」、この社長の言葉がすごく印象に残っています。
広翔は、最初は障がいのある従業員の方との接し方に戸惑ったり、工場の経営が厳しいのに障がい者雇用を減らしたりやめたりしない父親に反発するのですが、工場のみんなと時間を過ごしていくうちに、少しずついろんなことに気づいて変わっていく、その成長の過程をしっかりと演じられたらなと思います。
このドラマを見ていただくすべての皆さんに、働くことの幸せを感じていただけたらいいなと思います。
お仕事中にお邪魔してご迷惑をおかけしてしまっているのではという気持ちもあったんですが、従業員の皆さんが優しく温かく、アットホームな感じで迎えてくださいました。
皆さんの作業は見ているときには簡単そうに見えるんですけど、実際にやってみると全然簡単じゃなくて。作業場の中で、皆さんの集中力や、すごく繊細な作業で一個一個丁寧に仕上げていく熱量を肌で感じました。
日本テレビ系「24時間テレビ46『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』」
2023年8月26日(土)21:00頃