新しい地図×日本財団、豪雨災害の復興支援で10団体10事業に999万円を寄付

新しい地図と日本財団が共同で運営する「LOVE POCKET FUND」（愛のポケット基金）の新たな支援先が決定。6～7月の豪雨災害によって被災した地域の復興支援として10団体10事業に合計999万円を寄付することが発表された。

「LOVE POCKET FUND」は2020年4月に“生きにくさ”を抱えている女性や子供への支援、高齢者や地方創生に関わる支援を行っていく目的で立ち上げられた基金。6月から7月にかけて各地で発生した豪雨災害では、秋田県、福岡県、佐賀県など各地で洪水や土石流などによる人的被害、家屋への甚大な被害が発生し、複数形の市町村に災害救助法が適用された。しかしこの大雨被害は被災地域が広範囲におよんだため、もともと限られた人数で行っている土砂を家屋から掻き出す活動や、重機などを使った流木撤去の活動が難航。さらに8月に入ってから台風6号、7号の影響で新たに被災する地域もある中、猛暑の中での支援活動は日々困難を伴うものだという。

「LOVE POCKET FUND」では被災地域の中でも復旧が遅れている福岡などの複数地域を対象に、土砂の撤去や浸水家屋への処置などの活動を行っている団体や、秋田県で支援活動を行っている団体に対し、資金提供を通じて地域に寄り添った支援をしていく。