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ももクロが堂々とトリを飾った「@JAM EXPO」初日、声出し解禁で生まれた熱狂の数々

ももいろクローバーZ
1年以上前2023年09月03日 13:07

大型アイドルフェス「@JAM EXPO 2023 supported by UP-T」が8月26、27日に神奈川・横浜アリーナで開催された。この記事では初日公演の様子を、メインのストロベリーステージを中心に紹介する。

ライブイベント「@JAM」シリーズ最大規模の企画として毎年夏に行われている「@JAM EXPO」。今年は計6つのライブステージと1つのトークステージが用意され、総勢200組以上のアイドルが登場した。コロナ禍で制限されてきた観客の声出し、コールが解禁されたことにより、各ステージは2日間を通して熱気でいっぱいに。ストロベリーステージにはサブステージとそこへ延びる花道が4年ぶりに復活し、アイドルたちは広々したステージの上で華やかに歌とダンスを披露した。

「@JAM EXPO 2023」親善大使を務める須田亜香里(ex. SKE48)、このフェスを盛り上げるべく、開催当日までの期間限定で結成されたナビゲーターユニット・夏の月を夢みてによる開会式を合図に、朝から晩まで次から次へアイドルがステージに登場。ストロベリーステージではトップバッターのクマリデパートを皮切りに、AMEFURASSHI、ハロプロ研修生ユニット'23、#ババババンビ、Devil ANTHEM.、二丁目の魁カミングアウト、フィロソフィーのダンス、虹のコンキスタドール、FRUITS ZIPPERら人気グループが熱いパフォーマンスを繰り広げた。

夕方にはももいろクローバーZの佐々木彩夏がソロで登場。鉄板のソロ曲「だって あーりんなんだもーん☆」で勢いよくライブをスタートさせると、ももクロの初期曲「CONTRADICTION」「行くぜっ!怪盗少女」を1人で歌ってみせ、会場のアイドルファンを喜ばせる。ももクロメンバーの人形を用いたコミカルな演出も盛り込みつつ、エンタテインメント性の高いステージが繰り広げられた。なお佐々木はこのあと、自身が総合プロデューサーを務める浪江女子発組合としてもストロベリーステージに立った。

AKB48はサマーチューン「真夏のSounds good!」や、今年4月発表の61枚目のシングル曲「どうしても君が好きだ」、初期を代表する楽曲の1つ「大声ダイヤモンド」と、新旧織り交ぜたセットリストで熱狂を生み出す。トークステージ「つばきファクトリーLOVERS」にも登場したつばきファクトリーはライブの人気曲「今夜だけ浮かれたかった」でパフォーマンスをスタートさせたのち、「勇気 It's my Life!」「妄想だけならフリーダム」と最新曲を畳みかけてグループの最新形を提示。”金魚衣装”でステージに姿を現した私立恵比寿中学は「Family Complex」で会場を大きく盛り上げると、新曲のサマーソング「Summer Glitter」などを披露してセンターステージへ延びる花道へ。メジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」で観客のテンションをさらに引き上げた。

ストロベリーステージ同様に、ほかのステージでもコールと声援が飛び交う熱気あふれるライブが繰り広げられた。「@JAM EXPO」初出演のラフ×ラフは、オレンジステージとブルーベリーステージに登場。曲中に出題される大喜利にメンバーが即興で答えていく異色のナンバー「考える時間をください」を披露し、ラフ×ラフならではの個性をアピールした。

そして初日のストロベリーステージのトリを務めたのはももクロの4人。彼女たちは「MYSTERION」でクールかつ重厚なパフォーマンスを届け、結成15年の貫禄を見せつける。「サラバ、愛しき悲しみたちよ」「MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰」といった布袋寅泰がギター演奏で参加した楽曲2曲もセットリストに組み込まれ、アッパーなサウンドに場内のボルテージが右肩上がりに上昇。「MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰」は前山田健一(ヒャダイン)が作詞作曲した最新曲で、観客のコールを誘う構成や思わず真似したくなるキャッチーな振りが特徴だ。曲の披露前には、佐々木がステージ横のアイドルたちに向け、TiKTokにダンス動画をアップするように呼びかけるひと幕も。観客のみならず、フェスの出演者もももクロの出番を待ち望んでおり、スタンド席の端に用意された見学エリアは多数のアイドルであふれかえっていた。

その後、ももクロは「笑一笑~シャオイーシャオ!~」「走れ!-ZZ ver.-」と笑顔あふれる温かなナンバーを連発。「走れ!-ZZ ver.-」では最後のサビでステージも客席も暗転し、メンバーと観客が持つペンライトの光だけの世界が広がるという、おなじみの演出で横浜アリーナが彩られた。

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