YOSHIKI(X JAPAN、THE LAST ROCKSTARS)が9月14日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスにあるハリウッドを象徴するTCLチャイニーズシアターの祝典で自身の手形と足型を刻むことが決まった。
1927年に同劇場がハリウッドの伝統的な祝典を始めてから約100年、日本人アーティストが選出されるのは今回が初めてのこと。マリリン・モンロー、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、ジョニー・デップ、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、マライア・キャリー、ヒュー・ジャックマンといった選ばれし偉才と、名を連ねることになった。祝典でのYOSHIKIの登場は、ハリウッドが日本のアーティストを認める歴史的瞬間となりそうだ。チャイニーズシアターにはこれまで約300人の世界的著名人の手形と足形が刻まれてきた。この栄誉は2700人を超える著名人の名前入りの星が刻まれたハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの刻印に選出されるよりも稀なもの。YOSHIKIは過去30年間にわたり、最前線で世界に挑戦し続け、アーティストとしてはもちろんのこと、映画やファッションといった分野でも功績を残し、さらに慈善活動にも継続的に取り組んできた。それらを讃え、「日本の歴史上最も影響力のあるミュージシャン、作曲家の1人」として今回この式典で表彰される人物として選出された。セレモニーを記念して、YOSHIKIの親友であるジーン・シモンズ(Kiss)、俳優のイ・ビョンホンがゲストスピーカーとして駆けつける予定。当日はこのイベントのためにハリウッドのメイン通りであるハリウッド・ブルバードが交通規制され、一般客もセレモニーの様子を観覧できる。
なお同日にはYOSHIKIが初監督を務めるドキュメンタリー映画「YOSHIKI:UNDER THE SKY」がチャイニーズシアターでハリウッドプレミアを迎える。さらに10月20日にはアカデミー賞の授賞式会場としてしられるロサンゼルスのドルビーシアターでYOSHIKIのクラシックコンサートが開催される。本公演はクラシカルワールドツアーの一環として行われるもの。ドルビーシアターのほか、10月7日に東京・東京ガーデンシアター、10月13日にイギリス・ロイヤルアルバートホール、10月28日にアメリカ・ニューヨークのカーネギーホールでも行われる。