ENHYPENが本日9月7日に東京・六本木ヒルズアリーナにて、日本3rdシングル「結 -YOU-」の発売を記念したショーケースイベントを開催した。
今月5日に「結 -YOU-」をリリースし、13、14日にはワールドツアー「ENHYPEN WORLD TOUR 'FATE'」の東京・東京ドーム公演の開催を控えるENHYPEN。ショーケースで7人は、同シングルに収録された最新曲「BLOSSOM」「Bite Me [Japanese Ver.]」の2曲をパフォーマンスし、ニューシングルや日本ドームツアーに関するトークを繰り広げた。
司会を務めたのは、昨年10月に開催された前回のショーケースでもMCを務めた古家正亨。古家が「皆さんおひさしぶりです」と観客に向け挨拶すると、その後すぐにENHYPENが「どうもー」とリラックスしたムードでステージ袖から姿を現した。ENGENE(ENHYPENファンの呼称)はメンバーが1人ひとりがはメンバーが1人ひとりが挨拶するたびに「NI-KIー!」「HEESEUNGー!」と声を揃えてメンバーの名前を叫び、彼らを歓迎する。そして、そんなENGENEからのまっすぐな愛を浴びた7人は、微笑ましさを噛み締めるかのように笑顔をこぼした。
古家が「皆さん、お元気でしたか」と開口一番に語りかけると、メンバーは「古家さんも元気ですか?」とすかさず返答して世渡り上手な一面を見せ、観客のみならず古家の笑顔も引き出す。パフォーマンス後のトークコーナーでは「結 -YOU-」の話題に。「BLOSSOM」については、HEESEUNGが「日本語のバラード曲は初めて。メンバー1人ひとりの歌声が引き立っているのではないかと思います」と聞きどころを語る。失われた愛を“請求書”に例えたシングルの収録曲「Bills」の話題では、古家が日本語が得意なJAYに向けて「『Bills』で新しく覚えた日本語はありますか?」と名指しで質問を投げかけた。するとJAYは「あんまり新しい単語はなかったんですけど」と口を開き、「『高騰する』は初めて聞きました」とニッチなワードを挙げて会場を唸らせた。
現在開催中の日本ドームツアーの話題では、メンバーが印象に残っている食べ物を明かす“食べ物レポート”が始まった。JAYは「初日にNI-KIさんのおすすめで牛カツを食べました」と真っ先に報告。続くSUNGHOONは少し考えたのち「僕は……肉」と回答するも、ほかのメンバーから「それはいつもだよ」とツッコまれてしまう。そんなメンバーからのリアクションを受けて、SUNGHOONは「鍋……納豆……」と付け加え、NI-KIはそんなSUNGHOONと「一緒にやよい軒に行って定食を食べに行きました」とエピソードを明かし、ENGENEを沸かせた。
また来週開催の初の東京ドーム公演について、JAKEは「後悔のないように皆さんにすべてを見せつけられればと思います」と意気込み、NI-KIは「ちょうど6年前、僕はSHINeeさんのキッズダンサーとして(ドームの)ステージに立たせていただいて。デビューしてからまたこのステージに立ちたいと思い続けていた場所でもあったので、本当にうれしいです」と東京ドームに立つ感慨に浸る。その後もSUNGHOONが「ENGENEと一緒にかなえた夢なので、楽しんでいきたいなと思います」と続け、ファンの期待感を煽った。なお日本デビューからわずか1年半でドーム公演を成し遂げたことについて話題が及ぶと、JUNGWONは「いまだに僕も信じられません。ENGENEの皆さんと一緒に歴史を作れることをとてもうれしく思います」と改めてENGENEに感謝した。
イベントを締めくくる「Bite Me [Japanese Ver.]」のパフォーマンスを控える中、SUNOOは別れを惜しむENGENEに向けて「皆さんとの思い出がまた増えてうれしいです。これからも幸せな思い出を作りましょうね」とにっこり。その後も1人ひとりが別れの挨拶を告げ、最後にJAYは「どうも。皆さん楽しかったですか? 僕たちもとても楽しかったです」「京セラのときにも言ったんですけど、僕たちはドームツアーにふさわしいアーティストになります」と力強く宣誓してコメントを終えた。
ラストの挨拶を終えたENHYPENは大きく手を振りながら「みんなかわちい! みんなかわちいね!」と連呼。ENGENEに向けて時間の限りファンサービスをして、ショーケースの幕を閉じた。