10月19日にテレビ朝日系で放送がスタートする菅野美穂主演ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」の主題歌に矢井田瞳の新曲「アイノロイ」が使用される。
入江喜和による同名マンガを原作とする「ゆりあ先生の赤い糸」は、地味でタフで明るい“おっさん主婦”が夫の介護、愛人との同居、嫁姑問題を痛快に乗り越えていく物語。脚本は橋部敦子が手がけた。
「アイノロイ」は矢井田が同ドラマのために書き下ろした楽曲で、Yaffleがプロデュースを担当。彼女がドラマ主題歌を手がけるのは2011年にNHKで放送された「ビターシュガー」の主題歌「間違いだらけのダイアリー」以来となる。
矢井田瞳 コメント
様々な経験をしてきたからこそのしなやかな強さ。
思い通りになんていかない人生。自分のサイズを悟ってからの長い道のり。
愛と呪いが混在した日々を前向きに生き抜く新しいヒロイン像を私なりに描きました。
いつかご一緒したかったYaffleさんのサウンドに乗せてお届けできることをとても嬉しく思います。
私の中にあった新しい扉をいくつも開いてくださいました。
日々をたくましく生き抜く全ての方々を心に描きながら紡いだ曲です。
あなたの心へ、届きますように。
菅野美穂 コメント
主題歌「アイノロイ」を聴いた感想
矢井田さんの歌声と、素晴らしい楽曲に胸が震えました。どこまでもドラマに寄り添ってくださる歌詞に、ゆりあさんの思いが完璧に表現されていて、演じさせて頂く私としましては、これ以上ないエールを頂いた様な気持ちです。これまで歩んできた人生があるからこその、重力を感じる前向きさ、軽やかさといいますか、本当に共感できる曲を頂きました。
矢井田瞳の印象
矢井田さんとは、以前にトーク番組でご一緒させて頂いた事があるのですが、とても気持ちの良い方で、おしゃべりが楽しかったです。年齢も近いですし、今回この様な形でご一緒させて頂けたご縁に感謝です。
峰島あゆみ(番組プロデューサー)コメント
矢井田瞳を起用した理由、楽曲制作におけるリクエスト
矢井田さんに主題歌をお願いしたのは、矢井田さんの、ポジティブな強さと包み込まれるような温かさが共存する歌声がこのドラマの主人公・ゆりあにパワーを与えてくれると思ったからです。菅野美穂さん演じる主婦・ゆりあは、ある日突然、夫が倒れ、しかもその夫に若い彼氏がいることが判明、さらには隠し子、彼女までも現れて…!?と、穏やかな生活が急変します。人生が闇に包まれてしまいそうなその淵で、それでもゆりあは自分に恥じないかっこいい生き方をする!と前を向いて家族の問題を乗り越えてゆきます。そんなゆりあに寄り添いながらも、背中を押してくれるような曲をお願いしました。ドラマでは、ゆりあに新しい恋も芽生えてゆきます。恋するときの甘くて切ない気持ちもぜひ歌に込めていただきたい、とリクエストをしました。
主題歌「アイノロイ」を聴いた感想
見てくださる方の人生の応援歌となるような作品にできたら、と思い制作をしていますが、そのイメージにピッタリ! 艶があって大人っぽいアレンジもあり新鮮さも感じました。そこにしなやかな矢井田さんの歌声が重なって…、奥行きのある素敵な曲を作ってくださいました。私も毎朝、撮影に向かう道すがら聴いていて、力をもらっています。ドラマの最後にこの「アイノロイ」がかかり、見ている方に、素晴らしきかな人生!と感じていただけたら嬉しいです。