長谷川白紙によるポール・マッカートニー「Wonderful Christmastime」のカバーの配信が、本日11月1日にApple Musicでスタートした。
「Wonderful Christmastime」はポールが1979年に発表したクリスマスソング。長谷川のカバーは、ホリデーソングをドルビーアトモスによる空間オーディオで届けるApple Music限定のプレイリスト企画「Carols Covered 2023」の収録曲の1つとして配信された。
カバーバージョンは長谷川の繊細なボーカルとシンプルなトラックに、徳澤青弦と須原杏のストリングスが彩りをもたらしている。ミックスは長谷川の楽曲「ユニ」も手がけた浦本雅史が担当した。「Wonderful Christmastime」をカバーした理由について長谷川は「単にクリスマスキャロルと言われて真っ先に浮かぶほどすきな曲だからということもありますが、それよりも、この歌詞がいかに広い射程を持っているかに改めて感動したからです」と説明している。
長谷川白紙 コメント
わたしがこの曲を選んだのは、単にクリスマスキャロルと言われて真っ先に浮かぶほどすきな曲だからということもありますが、それよりも、この歌詞がいかに広い射程を持っているかに改めて感動したからです。
わたしはこの企画を受けたときに、更に多様な生活の形態に寄り添いたいと考えました。
たとえ悲しみや絶望の中にあっても、社会や人々と心地よい関係を結べていなくても、仕事で家に帰れなくても、クリスマスは等しくやってきます。とりわけわたしたちが「Holidays」について歌うときは、楽しくない時間はしばしば見過ごされます。
しかしわたしは、それを無視したくはありませんでした。わたしはあなた達全員に向けて歌いたかったのです。そして、この曲であればわたしは他ならぬ「あなた」に向けて歌うことができると思いました。
このカバーがあなたに寄り添えれば幸いです。どうかご健康で!