Toshlが10月29日に死去したX JAPANのベーシスト・HEATHによる提供曲「EAGLE SNIPER」を歌唱する動画を、自身のYouTube公式チャンネル「龍玄としテレビ」で公開した。
本日11月11日にHEATHの訃報が公式にアナウンスされたのち、Toshlは「ありがとうHEATH」と題した記事をブログに掲載。YouTubeにアップした動画で彼は、「2010年に僕が過去と決別をして、新たな扉を開いて、その第一歩を踏み出すときのコンサートがありました。そのときに僕がHEATHに『HEATHの曲を歌いたい』というリクエストをさせていただきました。そのときに『この曲を歌ってほしい』と持ってきてくれた曲が、この楽曲です。その曲を歌いたいと思います」とコメントし、HEATHが作詞作曲を手がけた「EAGLE SNIPER」をピアノ弾き語りで披露した。
動画の概要欄には、「ベースプレーヤーとしてだけでなく、コンポーザーとしても、日々創作活動に一生懸命に取り組んできたHEATH 一人でも多くの世界中の皆様に彼の素晴らしい楽曲を聴いてほしいです」というToshlのメッセージが掲載されている。
X JAPANのリーダーであるYOSHIKIをはじめ、各メンバーはHEATHのオフィシャルサイトにて、訃報を受けてのコメントを発表。YOSHIKIはHEATHを追悼しつつ、「これから親族の方たちと話し合い、HEATHの願いを実現させるしかないと思っています。そして、それを実現させるには、戦わなくてはならないことがいくつかあります」と表明している。
なおX JAPANのメンバーで1998年に死去したhideのマネジメントオフィスであるヘッドワックスオーガナイゼーションもHEATHへの追悼文を発表。そこには「X JAPANのステージでの勇姿、 そして共に過ごした日々は かけがえのない大切な思い出です。これからも私たちの心の中で 色褪せることなく輝き続けていきます」「ここに謹んでお悔やみ申しあげ、HEATH様の安らかなるご冥福を心よりお祈りいたします」と書かれている。