NMB48の安部若菜による小説「アイドル失格」が実写ドラマ化し、本作の主演を同グループの山本望叶が担当することが発表された。
「アイドル失格」は2022年11月に発売された安部のデビュー小説を原作としたドラマ。高校2年生で人気アイドルグループ・テトラのセンターを務める実々花と、彼女に恋愛感情を抱く“ガチ恋オタク”で冴えない日々を送る大学生・ケイタの恋と成長の物語が描かれる。ストーリーはアイドルとしての毎日に漠然とした不安を抱える実々花が、ケイタから言われたあるひと言が心に刺さり、ケイタのバイト先へ向かうところから展開する。
実々花役を担当する山本は、オファーを受けた際の思いについて「本当に嬉しい気持ちです。若菜の書いた小説がドラマ化することもですし、そのドラマに自分も出演させていただけること、しかも主演ということで、聞いた後は5日間くらい夢見心地でした」とコメント。安部は自著のドラマ化について「ドラマ版ならではの部分も楽しんでいただけたらと思います! 小説版との違いも読み比べてもらえたら、より『アイドル失格』の世界を楽しめてサイコーです!」と語っている。
ドラマはBS松竹東急で2024年1月13日より全12回放送される。
山本望叶(NMB48)コメント
先ず、本当に嬉しい気持ちです。若菜の書いた小説がドラマ化することもですし、そのドラマに自分も出演させていただけること、しかも主演ということで、聞いた後は5日間くらい夢見心地でした。
演技の経験は少ないですが、ずっと演技のお仕事がしたいと思っていました。
選んでいただいたことに感謝して、安部先生の顔に泥を塗らないよう、精一杯頑張りたいと思います!
分からないことだらけで不安な気持ちもありますが、こうして悩むことも夢だったので、すごくワクワクしています!
安部若菜(NMB48)コメント
まさか自分の書いた小説「アイドル失格」をドラマ化していただける日が来るなんて、本当に嬉しいです!
作中のアイドルグループ「テトラ」の4人が歌い踊る姿や、ドキドキの恋愛の行方など、ドラマ版ならではの部分も楽しんでいただけたらと思います! 小説版との違いも読み比べてもらえたら、より「アイドル失格」の世界を楽しめてサイコーです! 素敵なドラマになると思うので、ぜひご覧ください!
KADOKAWA・伊藤学プロデューサー コメント
これは「アイドル」と「オタク」の物語でありながら、このドラマを見ることになる「あなた」の物語かもしれない。
素晴らしい感性で描かれた原作をベースとして、頼れるスタッフ・キャストとともに、皆さんに楽しんで頂けるドラマを全力で制作しています。
何者かになりたいという想い、誰かに必要とされたいという想い。誰もが一度は願ったことのある、そんな青臭くて、爽やかで、悩める気持ちを持った二人の“進む道”と“決断”を是非ご覧ください。
BS松竹東急「土曜ドラマ『アイドル失格』」
初回放送:2024年1月13日(土)23:00~
※以降毎週土曜23:00~放送
(c)BS松竹東急/KADOKAWA