JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

頓知気さきな、ソロ活動に弾みをつけるデビューライブ「今日が大作戦の始まりの日」

「頓知気さきな1st LIVE『大作戦』」の様子。
4か月前2023年12月16日 10:06

頓知気さきなが昨日12月15日、東京・WWW Xでワンマンライブ「頓知気さきな 1st LIVE『大作戦』」を行った。実姉である戦慄かなのとのユニット・femme fataleでも活動している頓知気は、今年3月のバースデーライブ「頓知気さきな生誕祭 2023 -今日から本気出す-」よりソロ活動を本格化させ、「頑張ります」と題した定期公演を重ねたのち、11月29日にソロデビューシングル「U・M・A / Himitsu」を発表。このシングルを携え、正式なソロデビューライブと位置付ける単独公演に挑んだ。

喉がつぶれても歌い続けます

タナカダイスケのデザインによるセクシーな黒いドレスでステージに登場した頓知気は、パソコン音楽クラブの楽曲提供によるソロデビュー曲「U.M.A」でライブをスタートさせると、続けてゲッカンプロボーラーの「デジタルラヴァー」とパソコン音楽クラブ「KICK&GO」のカバーを披露。前日に39.9℃の熱を出してしまい喉が本調子でないながらも「これだけの人に観に来ていただいたので、喉がつぶれても歌い続けます」と宣言した。そして頓知気が次に歌う曲をコールすると、フロアから歓声が上がる。頓知気はfemme fataleのナンバー「安眠swimming」を1人で歌い、さらにもう1つのソロデビュー曲「Himitsu」、姉のカバー「soda」へとつなげた。

ライブ中盤にはオガワコウイチをサポートに迎え、オガワのギター演奏によるアコースティックコーナーへ。頓知気はfemme fataleの「mellow mellow」をしっとりと歌う。さらに「私がいつも元気がないときに聴く曲です。今日はみんなの心にもこの曲を知らしめたくて」と、辻仁成のバンド・ECHOESが1989年に発表したナンバー「ZOO」をアコースティックアレンジでカバー。頓知気の柔らかい歌声がWWW Xを包み込んだ。

お姉ちゃんの気持ちがちょっとわかりました

オガワを送り出し、水を飲んでひと息ついた頓知気は、客席でファンが掲げるうちわに書かれた「3秒見つめて」「バーンして」「ウインクして」「神すぎるファンサください」「グータッチして」といったリクエストに丁寧に応えていく。そして「今までお姉ちゃんと一緒にfemme fataleをやってて、ついに5周年を迎えたんですよ。ずっと新人面してたけど、気付いたら5年経ってて。5年ってけっこうベテのランじゃない? 今回ソロデビューさせていただけることになりまして……femme fataleではお姉ちゃんが主体となって作ってくれているんですけど、お姉ちゃんはライブの前にいつも風邪薬を飲んでるイメージがあるんですね。大きいライブの前はいつも体調を崩していて。今回こうやって前日に大体調崩しを起こしまして、お姉ちゃんの気持ちがちょっとわかりました。1人だしデビューだし、やってやるぞ!という気持ちが強かったので、気負って準備しているとこうなるんだなって」とソロデビューを迎えての感慨を語った頓知気は、「今年はとってもとっても恵まれた1年で。こんなに『人生楽しいー!』って思いながら生きてる人ってあんまりいないと思うの。それをこの1年はさらに超えて、23年の人生で一番充実した1年になりました。こんなお気持ち表明したこと今までないと思うんだけど……人間っぽいかな? ソロデビューが叶って、これだけたくさんの人にお越しいただいて、本当に恵まれてるなと感謝の気持ちしかないです。ありがとうございます!」とスタッフやファンへ改めて感謝の思いを伝えた。

今日が大作戦の始まりの日

最後はたむらぱん「ココ」のカバーと、フィーチャリングボーカリストとして参加した佐々木喫茶の「恋のロケットランチャー」が歌われライブは終了となったが、頓知気は「今日は初めての試みがもう1つあります! みんな察してください!」と言い残してステージを去る。これを受けて観客は、アンコールの声を上げる。femme fataleのライブでも一度もアンコールを行ったことがなかった頓知気は、この日初めてアンコールの声に応えて再登場。客席後方から突然現れた頓知気は、そのままフロアのド真ん中で2度目の「U.M.A」を歌った。ステージに戻った頓知気は、デビューライブのアフターパーティが決定したこと、2月6日に主催ライブを行うこと、さらに東京と大阪でバースデーライブを開催することを発表し、加えて2月下旬にリリースされることが決定した柴田聡子プロデュースの2ndソロシングル「どうしよっかな」を初披露。「『大作戦』は今日が大作戦ってことじゃなくて、これからが大作戦になります! 今日が大作戦の始まりの日ということで、今後もよろしくお願いします!」と2024年のソロ活動に期待を持たせてデビューライブを締めくくった。

デビューライブのアフターパーティ「ぐでとん。~ 今日は頑張りません ~」は12月23日に東京・下北沢MOSAiCで開催。バースデーライブの東京公演は誕生日当日の3月6日に行われる予定で、その会場および大阪公演の詳細は追ってアナウンスされる。

セットリスト

頓知気さきな1st LIVE「大作戦」2023年12月15日 WWW X

01. U.M.A
02. デジタルラヴァー
03. KICK&GO
04. 安眠swimming
05. Himitsu
06. soda
07. mellow mellow
08. ZOO
09. ココ
10. 恋のロケットランチャー
<アンコール>
11. U.M.A
12. どうしよっかな

頓知気さきな アフターパーティー「ぐでとん。~ 今日は頑張りません ~」

2023年12月23日(土)東京都 下北沢MOSAiC

関連記事

ヤングスキニー「ベランダ feat. 戦慄かなの(sped up)」配信ジャケット

ヤングスキニー×戦慄かなのコラボ曲「ベランダ」sped upバージョン配信

23日
頓知気さきな

頓知気さきな、大好きな柴田聡子が作詞作曲した新曲配信「夢のように幸せな気持ちです」

24日
ヤングスキニー「ベランダ feat. 戦慄かなの」ミュージックビデオより。

かやゆーと戦慄かなのがアパートの隣人同士だったら

約2か月
ヤングスキニー「ベランダ feat. 戦慄かなの」ミュージックビデオより。

ヤングスキニー、戦慄かなのを客演に迎えた新曲配信&MV公開

約2か月
戦慄かなの

戦慄かなの、ライブ活動を無期限で休止「自分が本当に壊れてしまう前に」

2か月
あの (c)フジテレビ

あのちゃん、10年分のアウト行動を年表で振り返る「路上で暴れて補導」「芸能人から無視され続ける」

3か月
「週刊プレイボーイ47-48号」表紙 (c)細居幸次郎 / 週刊プレイボーイ

頓知気さきな、1年半ぶりにグラビア復活!「プレイボーイ」最新号に登場

5か月
「IDOL WAVE in TOKYO」ビジュアル

今をときめくアイドルが一堂に会する「IDOL WAVE in TOKYO」年末開催

5か月
頓知気さきな

femme fatale頓知気さきながソロデビュー!プロデューサーはパソコン音楽クラブ

5か月