Dannie Mayが2月16日に全国公開される映画「劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血」の主題歌を担当する。
この映画は参加者が推理小説の登場人物となり、話し合いながら事件の解決を目指す体験型ゲーム「マーダーミステリー」のシステムをベースに制作されたドラマシリーズの新作。主人公の探偵・斑目瑞男を演じる劇団ひとり、斑目の助手・村城和兎役の剛力彩芽というドラマ出演者のほか、劇場版キャストとして木村了、犬飼貴丈、文音、北原里英、松村沙友理、八嶋智人、高橋克典らが登場する。
Dannie Mayは主題歌として新曲「カオカオ」を書き下ろした。Yuno(Vo, Creator)は制作について「マーダーミステリーという概念を曲に落とし込むという作業から始めました」とコメント。楽曲の仕上がりに対し、マサ(Vo, G)は「ちょっと暗くてでも派手で楽しい。みたいな感じにできたんじゃないかと思います」、田中タリラ(Vo, Key)は「程よい不穏さと抜け感、お笑いでいう緊張と緩和のようなものは特に意識しています」と語っている。
YouTubeでは「カオカオ」を使用した、映画の予告編と解説映像が公開された。
Dannie May コメント
マサ(Vo, G)
今回は作品を見た上でミステリーと少しのギャグ感が欲しくて以前から興味のあったエレクトロスウィングを中心に作曲してみました。派手さはサビ頭で出しつつフィルターピアノのバッキングでで不穏さを、リズム全体は楽しそうにすることで、ちょっと暗くてでも派手で楽しい。みたいな感じにできたんじゃないかと思います。
田中タリラ(Vo, Key)
ミステリー要素に少し肩の力を抜いた軽快なリズムを加えた楽曲になっています。程よい不穏さと抜け感、お笑いでいう緊張と緩和のようなものは特に意識しています。そこにDannie Mayらしい多声感と音像を乗せて映画にマッチした世界観を表現できたのではないかと思います。
Yuno(Vo, Creator)
本作は書き下ろしということもありマーダーミステリーという概念を曲に落とし込むという作業から始めました。用意されたシナリオを展開していくゲームの構成を、人生という大きなテーマに置き換えて制作してみました。漠然とした何かの期待に応えようと奮闘するアクションは自分にとってはフィクションなのか。そんな葛藤を、映画の世界観に合うよう少しファニーでリッチに仕上げた楽曲になっています。