末澤誠也(Aぇ! group)が関水渚とともにダブル主演を務める新ドラマ「彼女と彼氏の明るい未来」の完成披露イベントが本日1月7日に東京都内で行われた。
「彼女と彼氏の明るい未来」は谷口菜津子の同名マンガをもとにした“ブラックラブコメディ”。平凡で冴えない人生を歩んできた小学校教師の青山一郎は“人生最大の奇跡”によって佐々木雪歌という最愛の彼女ができたが、雪歌の驚愕の過去を知ってしまう。
初回には、末澤演じる一郎が小学校のトイレでマキシマム ザ ホルモンを聴きながらヘッドバンギングするシーンがある。末澤は「監督から『2分間曲流しておくからアドリブでお願いします』と言われて、ヘドバンしたんですけど血管が切れそうでした(笑)。3回やってフラフラになって……もう酸欠状態みたいな。バンドのライブでお客さんがヘドバンされるじゃないですか。めちゃめちゃ尊敬しました」と撮影を振り返り、雪歌役の関水は「もともとマキシマム ザ ホルモンが好きでけっこう聴いてるんですよ。一郎みたいな聴き方もいいなと思いました」と笑顔で語った。
ストレス発散法の話題になると、末澤は「好きな服屋さんに行って、店員さんと6時間くらいしゃべってますね。自分にとってはリフレッシュになってます」と楽しげに話す。一方、関水は「満員電車に乗ることがあるんですけど、マキシマム ザ ホルモンを聴いて『今これはモッシュに巻き込まれているんだ』と思い込めばやり過ごせますね。リフレッシュというかライフハックでした」と無邪気にほほえんだ。
末澤と関水が互いに撮り合ったプライベート感あふれるオープニング、エンディング映像もこのドラマの見どころの1つ。末澤は「僕がロールキャベツを作ってるところはほんまに作りましたから。最近までサランラップの切り方もわからなかったんですけど……先生に教えてもらって『完璧です』と言われました」と鼻高々だ。すると横で聞いていた関水は我慢ならなかったのか、「タネは先生が作ってました。それを作ったって言うんですか(笑)」と声を張り上げた。
ストーリーにちなんで黒歴史の話題になると、末澤は「あります! お芝居させていただくたびにふと思い出すことがあるんですけど、若い頃に大阪で舞台をしてるときに、セリフが飛んだんですよ。がんばって続けるべきなんですけど、焦って『すみません』と謝ってしまって。頭からセリフを言い直したんですよね。そしたら会場がクスクスってなって。最悪やと思いました。この話は今後一切話さないと思います」とカミングアウトした。関水は「高校生のときに校則を破りたい時期がありまして、毛先をピンクにしてたんですけど、お団子にして隠してました」と当時の先生に謝罪。それに対して末澤は「団子にしたら収納できるんやね。うちのメンバーのリチャード(草間リチャード敬太)もよく団子にするから言っておくわ」と言い、観客の笑いを誘った。
続いて末澤と関水は今年の抱負と干支である辰のイラストをフリップで発表していく。末澤は「絵に正解とかってないと思うんですよね。正解にとらわれずに描いたほがいいですよ」と上から目線でアドバイスする。そして「明るい未来にします!」というメッセージを添えて、独特なタッチの辰をお披露目。ポイントについて「キャッチーさですよね。目がつぶらなところとかね」と自信満々に語った。
最後に末澤は「ラブコメではあるんですけど、誰もが感じたことのある嫉妬とか不安がリアルに描かれていますし、雪歌と一郎がどのように最終話を迎えるのか、最後まで放送を楽しんでいただけたら」、関水は「大切な方がいる方はよりいっそう愛おしく思えるドラマだと思います」とそれぞれ本作をアピールした。
「彼女と彼氏の明るい未来」の初回はMBSほかで1月11日に順次放送がスタートする。MBSでの放送後にはTVer、MBS動画イズムで1週間の見逃し配信が行われ、FODでも各話が配信される。
(c)「彼女と彼氏の明るい未来」製作委員会・MBS