THE 2が明日1月10日に1年4カ月ぶりとなる新曲「スプートニク」を配信リリースする。
「スプートニク」は、昨年2月に東京と大阪で行われた単独公演「新章-スプートニク-」や、その後のライブで披露されており、ファンから音源化を待ち望まれていた。THE 2の作品はこれまで作詞を古舘佑太郎(Vo, G)、作曲を加藤綾太(G, Cho)が務めることがほとんどだったが、「スプートニク」の作詞作曲は古舘が1人で担当した。なお本作のレコーディングには、昨年5月に育児に専念するためバンドを脱退した歌川菜穂(Dr)も参加している。
古舘は本楽曲について、「作ったのは、4年前。三十代を目前にした当時の僕は、十代、二十代をぼんやりと振り返っていました。ミュージシャンとして、一人の人間として、出会いと別れを繰り返したり、時に嬉しかったり悲しかったり、色んなことが思い起こされました。その様々な経験と、その度に感じていた事柄が、スッとメロディと言葉になって出てきました。深夜に書き始めて、朝にはもう完成していて、『一瞬でできちゃった!』と一人歓喜したのを、今でも覚えています」とコメント。THE 2のYouTube公式チャンネルでは、リリースと同じく明日1月10日0:00に「スプートニク」のミュージックビデオがプレミア公開される。
古舘佑太郎(Vo, G) コメント
本作品「スプートニク」は、約1年半振りの新曲となります。そして、メンバーとの共作をテーマに掲げ、加藤綾太(Gt.)と共に数々の作品を作ってきたTHE 2としては初めての、古舘一人による作詞作曲によって生まれた楽曲です。
作ったのは、4年前。三十代を目前にした当時の僕は、十代、二十代をぼんやりと振り返っていました。ミュージシャンとして、一人の人間として、出会いと別れを繰り返したり、時に嬉しかったり悲しかったり、色んなことが思い起こされました。その様々な経験と、その度に感じていた事柄が、スッとメロディと言葉になって出てきました。深夜に書き始めて、朝にはもう完成していて、「一瞬でできちゃった!」と一人歓喜したのを、今でも覚えています。
その日から、当時2のメンバーだった真之介、yuccoとも一緒にライブで何度も演奏したし、THE 2になってから新しいメンバーと更にアレンジを詰めて、最終的に古舘佑太郎、加藤綾太、森夏彦、歌川菜穂、この四人でレコーディングをして、完成しました。ある意味において、僕のこのバンドにかけてきた日々の全てが詰まっていると思います。長年、曲を作ってきて、誰かを想い歌うことは、結局は自分自身に向けて歌っていたんだ、と「スプートニク」で気づきました。逆に言えば、自分の為に歌うことは、誰かの為に歌っていることにもなると、今は信じています。