X JAPAN、Ra:INのギタリスト・PATAによる自伝「PATA 酔っ払いの回顧録」が2月13日にリットーミュージックより発売される。
「PATA 酔っ払いの回顧録」は、PATAのこれまでの半生を振り返る自伝。音楽やギターと出会った幼少期、X(現X JAPAN)との出会いやインディーズ時代、HIDE(hide)との出来事、X JAPANのメンバーとして世界中を飛び回る怒涛の活動などさまざなエピソードがつづられている。本書の制作にあたり、PATAは焼酎の緑茶割りをちびちびと呑みながらほろ酔い加減でこれらのエピソードを語り尽くした。また巻頭には撮り下ろしのグラフページを掲載。巻末には1959年製のGibsonレスポールスタンダードをはじめとする愛用ギターの写真が収載される。
PATAは本名・石塚智昭、1965年11月4日生まれのギタリスト。1987年にXのサポートメンバーとしてレコーディングに参加したあと、同バンドに正式加入した。1989年にXのシングル「紅」でメジャーデビュー。1993年にアルバム「PATA」でソロデビューを果たす。1994年、1996年にはhideのソロツアーに参加した。X JAPAN解散後、NoB(ex. MAKE-UP)のボーカリスト・NoBとP.A.Fを結成し、シングル「LOVE & FAKE」でデビュー。バンド名はPATA考案で、Gibsonのギターピックアップの裏側に貼られたPatent Applied For(特許出願中)にちなむ。現在はRa:INでの活動をメインにしており、2023年にはhide with Spread Beaverの約25年ぶりのライブや、The LAST ROCKSTARSの公演にゲストとして参加した。酒好きかつ熱烈な読売ジャイアンツファンとしても知られ、かつての事務所の名称は「OFFICE GIANTS」だった。
PATA著「PATA 酔っ払いの回顧録」
・第一章 幼少期~ギターとの出会い
・第二章 バンド活動のはじまり
・第三章 X加入~伝説のバンドとなるまで
・第四章 HIDEの死~Ra:INとしての活動
・第五章 X JAPAN再結成~そしてこれから
・あとがき
・PATA'S GUITAR COLLECTION