JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

Midnight Grand Orchestraデビュー3年目で初の有観客ライブ、サポートメンバー9人と彩った豊洲の夜

Midnight Grand Orchestraとサポートメンバー。(撮影:鳥居洋介)(c)VIA / TOY'S FACTORY (c)2016 COVER Corp.
約1年前2024年02月22日 10:04

Midnight Grand Orchestra初の有観客ライブ「Midnight Mission」が2月20日に東京・豊洲PITで開催された。

星街すいせいとTAKU INOUEによる“ユニバースミュージックプロジェクト”として2022年4月に1stシングル「SOS」でメジャーデビューし、8月に初ライブ「Midnight Grand Orchestra 1st LIVE『Overture』」をオンラインで行ったMidnight Grand Orchestra。「Midnight Mission」はデビュー3年目のミドグラがファンの目の前で初めてパフォーマンスする記念すべき公演で、サポートメンバーのIchika Nito(G / Dios、ichikoro)、永山ひろなお(Key)、BOBO(Dr)、山本真央樹(Dr)、CHICA(Violin)、細川亜維子(Viola)、結城貴弘(Cello)、渡辺ほのか(Cho)、宮原ひとみ(Cho)とともに上質なエレクトロポップを多数届けた。

ステージにはフロアに食い込むほどの巨大な3面LEDパネルが登場。このパネルには宇宙船のコックピットや、広大な宇宙、無数の星などが鮮やかに描き出され、観客がまるで宇宙を探索しているような気分を味わうことができた。

ライブに関する注意事項がアナウンスされたあと、オーディエンスの拍手と雄叫びが響きわたり、開演前から熱気が充満する豊洲PIT。ミドグラ初の有観客ライブなだけに、「星街さーん!」「INOUEー!」などメンバーを呼ぶ声がそこかしこで飛び交う。そんな異様な熱気に包まれる中、ライブは幻想的なハミングで始まる「Never Ending Midnights」で開幕。星街から突き抜けるような歌声が放たれると、それに呼応するように青いペンライトが大きく揺れ動く。そして星街は洗練されたピアノやバイオリンの音色に合わせ、ファンを歓迎するようにゆっくりと両手を広げた。続くデビュー曲「SOS」では星街がキャッチーなダンスでオーディエンスを存分に魅了した。

オリエンタルなサウンドをきっかけにスタートしたのは、公演タイトルにもなっている「Midnight Mission」。星街が矢継ぎ早に言葉を紡ぐと、ファンは心地よさそうに手を上げジャンプを繰り返す。その後も、イノタクのカッティングギターが光る「Igniter」やレトロなサウンドの「夜を待つよ」など毛色の異なるダンスチューンが次々とドロップされ、フロアの盛り上がりを加速させた。

バラードソング「流星群」が始まると、先ほどまでの熱狂が嘘のように場内が静まり返る。オーディエンスはダイナミックな演奏や透明感のあるボーカルにじっと耳を傾けていた。「ソリロキー」のパフォーマンスでもミドグラはエモーショナルな世界観を演出。「100年先の彗星の日もここで待つから」という歌詞にちなんで、LEDパネルには「2124年2月20日」という日付が刻まれていた。

ライブが終盤に差しかかり、ミドグラ流のパンクナンバー「Moonlightspeed」でフロアに熱気を呼び戻したメンバー。ドラムンベースを基調としたアッパーチューン「Allegro」で本編はクライマックスを迎え、曲中では星街が巨大な銃を構えて青いビームを放った。その後、ミドグラは一度はステージ袖にはけたものの、アンコールを求める熱い声に応じて、舞台に再登場。イノタクと星街の原点とも言える「3時12分」、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」のパフォーマンスでも話題を呼んだ「Stellar Stellar」を届け、オーディエンスを熱狂に導く。ミドグラはここまでほとんどMCを挟むことなく、ストイックに楽曲を披露してきたが、ようやく緊張がほどけたのかイノタクが「本日はマジでお越しいただきありがとうございました。すいせいさんは歌い疲れてちっちゃい声で『ありがとうございます』と言ってます」と興奮気味にコメント。すると星街も「ありがとうございます……」とささやき、笑顔を浮かべた。その後も、イノタクは「自分のやりたいことだけをやらせてもらってるプロジェクトで、こんなに集まってくれて感謝でしかないです。最高のバンドと最高のボーカリストと、いろんな大人に動いていただきました」と感謝の言葉を述べた。そして温かなギターのアルペジオが牽引する「Highway」でライブは感動的なムードの中、フィナーレへ。すべての曲目が終わったあとも、オーディエンスの歓声はしばらく鳴り止まなかった。

SPWNではライブのアーカイブ映像を配信中。視聴チケットは3月13日まで購入することができる。

セットリスト

「Midnight Grand Orchestra 1st LIVE『Midnight Mission』」2024年2月20日 豊洲PIT

01. Never Ending Midnights
02. SOS
03. Midnight Mission
04. Igniter
05. Rat A Tat
06. 夜を待つよ
07. Blackhole Dancehall
08. Tuning(Interlude)
09. 流星群
10. Starpeggio
11. ソリロキー
12. Light The Light
13. Moonlightspeed
14. Allegro
<アンコール>
15. 3時12分
16. Stellar Stellar
17. Highway

関連記事

「ティロリミックス2025」キービジュアル

Ado×YOASOBI×星街すいせい「ティロリミックス2025」公開、「バーチャルポテト」も初公開

2日
TAKU INOUEのステージの様子。(撮影:横山マサト)

TAKU INOUEがZepp新宿で天音みほ、ナナヲアカリ、ARuFa、なとり、春野&SARUKANIらとバトル

9日
左からオーイシマサヨシ、星街すいせい、Daoko、吉村崇(平成ノブシコブシ)(写真提供:NHK)

星街すいせいが誕生日にNHKの音楽特番でMC担当、宝鐘マリンやMori Calliopeらとパフォーマンス披露

10日
「DUSTCELL LIVE『ONE』at 日本武道館」の様子。(撮影:日吉“JP”純平)

DUSTCELL初の武道館公演で作り上げた“巨大な怪物”「心臓は響くし、物語は続く」

14日
TAKU INOUE

TAKU INOUEが3年半ぶり新作EP発表 なとり、春野、SARUKANI参加曲収録

14日
花澤香菜

花澤香菜が「忍者と殺し屋のふたりぐらし」OPテーマ担当、拳銃を手に妖艶に佇むビジュアル公開

26日
コンバース「ALL STAR」を履く星街すいせい。©2016 COVER Corp.

星街すいせいとコンバースのコラボシューズ発売

28日
「ちゅ、多様性。」を披露するano(右)とナヲ(左)。(撮影:横山マサト)

ano vs ラウドロック界のラスボス!マキシマム ザ ホルモンとの壮絶な死闘、そして共闘

28日
「JAPAN JAM 2025」ロゴ

「JAPAN JAM」最終発表で中島健人、アジカン、ano、スカパラ、HANA、マカえん、ME:Iら

30日
「ビート・メイカーズ・ファイル」書影

SKY-HIやKM、TAKU INOUEら25名の制作ノウハウを1冊にした「ビート・メイカーズ・ファイル」刊行

約1か月