yamaがNTTドコモ「#卒業希望式」のCMソング「こだま」を本日2月28日に配信リリースした。
NTTドコモ「#卒業希望式」は“社会に卒業してほしいこと”を全国の若者から募集し、その集まった声を社会へと届けていく、高校生向けの応援企画。「こだま」の歌詞は「#卒業希望式」を通じて寄せられた若者の声に目を通したyama自身が作詞し、作曲はmaeshima soshiとOHTORAが担当した。
YouTubeではyama「こだま」とNTTドコモ「#卒業希望式」のコラボレーションムービーも公開されており、二次元のキャラクター化したyamaが東京の街を縦横無尽に飛び回る姿を観ることができる。
yama コメント
社会という大きな集団を変えるにはまず自分自身が変わらなければならない。
希望するだけでは何も変わってはいかないのが現実…
しかし、少数が声をあげても変わらぬ無力さに襲われ、諦めている人が多いような気がします。
情報に溢れる社会で何が正しいのかを見定めるのは難しいかもしれないですが、情報を裏返しながらさまざまな視点で見ていくことで、偏見を和らげることができる気がします。
決してただ物事や他人に対して、寛容に柔らかくなろうという意味ではなく、色々な視点、立場に立って考えられる心の余裕を持った上で自分の意見を持つことが大切なのだと思います。
投稿された中にはSNSでの誹謗中傷や周りの目を気にすることを卒業したいという声が多かったです。年齢、性別、それぞれ得意不得意なことがあり千差万別です。
誰かに合わせて全て同じにしようというのはではなく、個の違いがあるのは大前提で敢えて違いに触れたり主張する必要はなく、相手を敬いながらも、誰もが飾らずにいられたら素敵だと思います。
自分の意見や個性が結果として理解や共感を得られなかったとしても、そういう考えがあるのだなと距離おいて、自己否定しすぎずに生きて欲しいです。皆懸命に生きているからこそ相手や自分をも傷付ける瞬間があります。自分一人の力でどうにもならない事というのも沢山ありますし、それに無力さを感じることもあります。
人生は山登りと似ていて、険しい山道を登ったり下ったり、頂上に立ったと思ったらまた新たな山々が見えて。終わりない旅のようだと思います。
それでも腐らずに、囁くような小さな声でも跳ね返っては重なれば、大きな波形となって大地を揺らすきっかけとなると祈って「こだま」という歌詞を書きました。