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5周年の≠ME、怒涛のダンスナンバーや“超絶かわいい注意報”で観客圧倒!横アリ含む全国ツアー決定

≠ME (c)YOANI
約1か月前2024年03月03日 15:07

≠MEの結成5周年を記念したコンサート「≠ME 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」が、昨日3月3日に東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催された。

ダンスナンバーを畳みかける怒涛の幕開け

2019年2月24日、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループとしてお披露目された≠ME。それ以降毎年この時期に周年コンサートが行われているが、今回の会場は昨年「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」が開催された東京・東京国際フォーラム ホールAの約2倍のキャパシティとなり、昼夜2公演にわたってこれまで以上に盛大なステージが繰り広げられた。合計1万6千人を動員した本コンサートのうち、この記事では夜公演の模様をレポートする。

オープニングムービーが流れ、観客の声援によって場内の温度がふつふつと上昇していく中、センターステージに真っ白な衣装に身を包んだ冨田菜々風が姿を現すと、彼女の凛々しい佇まいに会場中の視線が釘付けになる。スポットライトに照らされた冨田は、ピアノの音色に合わせたスペシャルアレンジで「天使は何処へ」を1人歌い始めた。そして冨田が楽曲冒頭のフレーズを歌い切ったところで、同じく白の衣装を着たほかのメンバーがポップアップでメインステージに登場。じっくりと聴かせる冨田の独唱から一転、12人そろった≠MEはガールクラッシュ感あふれるダンスナンバー「天使は何処へ」をオリジナルアレンジで力強くパフォーマンスした。客席は一気に沸騰し、間奏のダンスブレイク、羽根のような紙吹雪が舞う演出に大きな歓声が上がる。その勢いに乗り、メンバーはダークなバレンタインソング「チョコレートメランコリー」を披露し、凛とした表情を浮かべながら花道を通って全員でセンターステージへ。彼女たちを乗せたままステージが上昇すると、アリーナ中央から放たれる12人の“圧”に会場の空気が支配された。

さらにグループ随一の歌唱力を誇る櫻井もものセンター曲「桃色デイブレイク」、キレのあるダンスに定評のある永田詩央里のセンター曲「ワタシアクセント」と、パワフルかつクールな楽曲がノンストップで畳みかけられる。メンバーは次々に噴き上がる炎の演出とともに観客を圧倒し、昨年12月リリースの8thシングルのタイトル曲「アンチコンフィチュール」も勇ましい表情でパフォーマンスした。

ユニット曲トレード&“超絶かわいい注意報”でムードが一変

ユニット曲のコーナーではエモーショナルに歌い上げる楽曲からコミカルなナンバーまで多彩な楽曲が織り交ぜられたが、夜公演は歌唱メンバーをトレードする演出が見どころに。永田詩央里と本田珠由記の“しおみる”コンビの幼いルックスを生かした楽曲「2時半ろけんろー」を鈴木瞳美と谷崎早耶が歌唱し、キュートな歌声の中にオリジナルよりも大人びた色を混ぜる。さらに蟹沢萌子と冨田のユニット曲で、真っ赤な衣装と狂気的で艶やかな世界観が特徴の「ピオニーズ」を永田と本田が、鈴木と谷崎の甘いアイドルソング「サマーチョコレート」を蟹沢と冨田を歌うというレアな組み合わせに、歓喜と興奮の声が沸き起こった。

ユニットコーナーが終わると、12人はカラフルな衣装へチェンジ。“超絶かわいい注意報”が発令され、避難を呼びかけるアナウンスが流れると、メンバーは弾けるような笑顔で客席通路へ飛び出し、観客と視線を合わせたり手を振ったり、たっぷりとファンサービスをしながら「想わせぶりっこ」を歌唱した。「想わせぶりっこ」はストレートな愛情を描いた“あまあまラブソング”で、笑顔を見せずに踊る楽曲が連続したライブ序盤とは真逆とも言える、朗らかでキュートなムードに場内が塗り替えられる。続く「てゆーか、みるてんって何?」ではメンバーがトロッコに乗って場内を巡り、「ポニーテール キュルン」の曲中にはファンによる“ガチ恋口上”が盛大に響きわたった。永田と本田がダブルセンターを務める「ヒロインとオオカミ」では、ミュージックビデオと同様にメンバーが“オオカミ”の耳を付けた衣装でパフォーマンス。彼女たちのかわいらしい姿に、客席のあちこちから大きな歓声が上がった。

出身地を巡る春の全国ツアー決定

ライブが後半に差しかかった頃、≠MEは桜の花びらが舞う映像をバックに、3月20日にリリースする1stアルバム「Springtime In You」のリード曲「ラストチャンス、ラストダンス」をライブ初披露。この曲は春らしいさわやかな曲調と、“僕”目線で描かれる切ない歌詞が特徴の青春ソングで、その相反する要素が歌とダンスで鮮やかに表現された。その後も初々しい恋を描いたナンバーが続く中、失恋ソング「まほろばアスタリスク」も情感たっぷりに披露され、≠MEの5周年を祝福するようにきらびやかな銀テープがアリーナを舞った。ここで≠MEはようやくこのライブ初のMCへ。メンバー1人ひとり挨拶を述べ、5周年を迎えた喜びやファンに対する感謝の気持ちを丁寧に伝えると、「デートの後、22時」を晴れやかに響かせて笑顔でステージをあとにした。

アンコールではファンからの人気が高い「君はスパークル」「自分賛歌」などをパフォーマンスし、会場をより一層の高揚感で満たしていく≠ME。MCに入ると冨田が手紙を取り出し、「≠MEの5年間、それは思ったより平坦なものではありませんでした。みんなの心がバラバラになりそうになったとき、ライブが私たちの気持ちをひとつにしてくれました。ステージで浴びる皆さんの声が私たちに自信をくれました。だから、私はこれからも皆さんとたくさんのライブがしたいです。このみんなでもっともっと最高のライブをお届けしたいです。夢は口に出したほうが叶うと聞いたことがあります。だから、何度でも言います。東京ドームでライブがしたいです!」と改めて夢を宣言。そして彼女の「一緒に夢、叶えましょー!」という言葉に続いて、会場のスクリーンに特報映像が流れ始めた。

メンバーも事前に知らされていなかったこの特報映像は12人の出身地を巡る春の全国ツアー「やっと、同じクラス」が4月より開催されることを告げるもので、ファイナル公演が7月15日に神奈川・横浜アリーナで行われることが発表されるとステージからも客席からも歓声が。満面に笑みをたたえ、喜びをあらわにした≠MEは最後にグループ最初のオリジナルソングである思い出の楽曲「≠ME」をパフォーマンス。5年間の歩みを振り返る映像をバックに、メンバーと観客は「好きだー!」とお互いに力いっぱい叫んだ。

セットリスト

≠ME「≠ME 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」 2024年日3月3日 武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

昼公演

01. 天使は何処へ
02. チョコレートメランコリー
03. 桃色デイブレイク
04. ワタシアクセント
05. アンチコンフィチュール
06. 月下美人 / 蟹沢萌子、川中子奈月心、櫻井もも、冨田菜々風
07. こちらハッピー探検隊 / 尾木波菜、落合希来里、河口夏音、菅波美玲
08. サマーチョコレート / 鈴木瞳美、谷崎早耶
09. 2時半ろけんろー / 永田詩央里、本田珠由記
10. ピオニーズ / 蟹沢萌子、冨田菜々風
11. 想わせぶりっこ
12. てゆーか、みるてんって何?
13. ポニーテール キュルン
14. ヒロインとオオカミ
15. ラストチャンス、ラストダンス
16. す、好きじゃない!
17. はにかみショート
18. 初恋カムバック
19. まほろばアスタリスク
20. デートの後、22時
<アンコール>
21. 君はスパークル
22. 自分賛歌
23. 秘密インシデント
24. ≠ME

夜公演

01. 天使は何処へ
02. チョコレートメランコリー
03. 桃色デイブレイク
04. ワタシアクセント
05. アンチコンフィチュール
06. 月下美人 / 蟹沢萌子、川中子奈月心、櫻井もも、冨田菜々風
07. こちらハッピー探検隊 / 尾木波菜、落合希来里、河口夏音、菅波美玲
08. 2時半ろけんろー / 鈴木瞳美、谷崎早耶
09. ピオニーズ / 永田詩央里、本田珠由記
10. サマーチョコレート / 蟹沢萌子、冨田菜々風
11. 想わせぶりっこ
12. てゆーか、みるてんって何?
13. ポニーテール キュルン
14. ヒロインとオオカミ
15. ラストチャンス、ラストダンス
16. す、好きじゃない!
17. はにかみショート
18. 初恋カムバック
19. まほろばアスタリスク
20. デートの後、22時
<アンコール>
21. 君はスパークル
22. 自分賛歌
23. 秘密インシデント
24. ≠ME

≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」

2024年4月29日(月・祝)東京都 東京ガーデンシアター
2024年5月6日(月・休)福島県 けんしん郡山文化センター 大ホール
2024年5月10日(金)鹿児島県 宝山ホール
2024年5月12日(日)熊本県 熊本城ホール
2024年5月17日(金)千葉県 松戸森のホール21 大ホール
2024年5月19日(日)栃木県 宇都宮市文化会館
2024年6月15日(土)広島県 上野学園ホール
2024年7月15日(月・祝)神奈川県 横浜アリーナ

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