アイナ・ジ・エンドが映画「変な家」の主題歌として書き下ろした新曲「Frail」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「Frail」はアイナが作詞を、アイナとShin Sakiuraが作曲を手がけた楽曲。MVは限られた空間の中で喜怒哀楽の表情、さまざまな状況を切り取った、不安定かつ不穏な雰囲気ながら心地よい雰囲気の漂う映像となっている。監督はミラーレイチェル智恵が務めた。
またアイナの新たなアーティスト写真が公開された。この写真は山田健人(yahyel)が手がけたもので、“1人のアーティストとしてのアイナ・ジ・エンド”の魅力を感じてもらうべく、美術セットなどを用いず、ありのままの姿を捉えた1枚に仕上がっている。
なおアイナが主題歌を担当した映画「変な家」は本日3月15日に公開がスタート。今作でダブル主演を務めた間宮祥太朗、佐藤二朗から主題歌へのコメントが発表された。
間宮祥太朗 コメント
BiSHとして活動されていた頃から心惹かれていたアイナ・ジ・エンドさんに、自分が主演させていただいた映画「変な家」の主題歌を歌っていただけること、とても嬉しく思っています。
更に有難い事に書き下ろしとは、何と贅沢な事でしょうか。
アイナ・ジ・エンドさんの歌声に耳を委ねると、力強さと憂い、温もりと残酷さ、希望と絶望といった本来であれば相反する感情が同時に押し寄せてくる様な感覚になります。
今回の主題歌「Frail」を初めて聴いたのは試写会のエンドロールだったのですが、映画鑑賞後の不穏感と爽快感が大きく広く膨らんでいきました。
素晴らしい楽曲をありがとうございます。
佐藤二朗 コメント
「Frail」の意味は「弱い」とか「脆い」でしょうか。
映画「変な家」の公開と時を同じくしてフル尺が解禁になるアイナ・ジ・エンドさんの「Frail」。
映画を観たあと、寝つけぬ夜に曲を作り始めたという彼女の楽曲には、人間の弱さ、脆さの果てに、枯渇しようが切望せざるをえない人の温もりへの憧憬を感じます。
その切なさを知ってるからこそ、彼女の楽曲には「強い」力が宿るのではないでしょうか。
映画同様、是非。