フレデリックが6月14日に公開される劇場アニメーション「数分間のエールを」の主題歌を担当する。
「数分間のエールを」は映像クリエイターチーム・Hurray!が映像統括、花田十輝が脚本を手がけるオリジナル劇場アニメ。ミュージックビデオ制作に没頭する男子高校生・朝屋彼方と、音楽の道を諦めた女性教師・織重夕の出会いを軸に、ものづくりの苦楽が瑞々しく描かれる。彼方は花江夏樹、夕は伊瀬茉莉也が声を担当。夕が歌う楽曲の制作と歌唱は菅原圭が務めている。
主題歌はフレデリックが本作のために書き下ろした新曲「CYAN」。青春時代にものづくりに情熱を注ぐ彼方たちを彩る、疾走感あふれる楽曲となっている。三原康司(B)はこの曲について「映画の主題歌が入る青空のシーンに合うよう音をイメージし、物語に描かれた葛藤やその過程の美しさを自身の経験と重ね合わせ制作していきました」とコメントしている。YouTubeでは「CYAN」を使用した映画の本予告が公開された。
6月14日にはオリジナルサウンドトラック&ボーカル集がCDとしてリリースされることが決定。CDは2枚組で、作曲家・狐野智之が手がける劇伴と、柿チョコをボーカルに招いた劇中歌、菅原が歌唱を担当する夕のボーカル楽曲が収められる。
また追加キャストとして内田雄馬、和泉風花の出演が明らかに。主題歌のタイトルにもなっているカラー・シアンを背景に使用した「数分間のエールを」のキービジュアルも公開された。
三原康司(フレデリック)コメント
「CYAN」映画の主題歌が入る青空のシーンに合うよう音をイメージし、物語に描かれた葛藤やその過程の美しさを自身の経験と重ね合わせ制作していきました。
登場人物それぞれの精一杯の形はどれも真っ当な正義があるからこそ、どんな人の上でも青く広くそこにある空を、デザインでよく使う青色「CYAN」シアンで喩えてみました。
雨や嵐の日もあれど、その上には青空はあり続ける。
モノづくりに対し持ち続ける信念の形は、青空のように常にそこに存在するものに近いのかなと思います。
作品の熱意に引けを取らないよう少しでも力添えできたらと、そして映画と共に自分達の音楽にエールを感じていただければこのうえなく幸せです。