6月7日に公開される松下奈緒主演映画「風の奏の君へ」の主題歌をflumpoolが担当する。
「風の奏の君へ」はお茶の名産地である岡山県美作地域を舞台にした映画。この地を訪れたピアニスト・青江里香と、茶葉屋を営む兄弟を巡る物語が描かれる。里香と運命的な出会いを果たす弟・真中渓哉を杉野遥亮、渓哉の兄で、里香のかつての恋人・真中淳也をflumpoolの山村隆太(Vo, G)が演じる。なお、山村は本作でスクリーンデビューを果たす。
主題歌はflumpoolが映画のために書き下ろした新曲「いきづく feat. Nao Matsushita」。松下をフィーチャリングゲストに迎えたバラードとなっている。さらにオープニングテーマとして松下が作曲した「小さな奇跡 ~Un petit miracle~」、エンディングテーマとして同じく松下作曲による「風の奏」が使用される。
YouTubeでは主題歌やテーマ曲の一部を使用した映画の本予告映像が公開された。本予告では里香と渓哉の出会いのシーンや、淳也への思いを断ち切れない里香の姿を観ることができる。
山村隆太(Vo, G)コメント
「いきづく」は、命の本質と日常生活の中での生の意義をテーマにした楽曲です。
映画の役やこれまでの人間関係を通じて、愛する人の影響力を体験し、そうした経験をもとに作り上げていきました。
風が花に触れることで身体を手に入れるように、愛する人に触れることで生きていることに気づく。
この曲では心と感情の不可視な重要性を音楽を通して表現し、僕らの日々の生活の中でしばしば見落とされがちな、生き生きとした生の感覚を呼び覚ます、そんな曲になってほしいと思っています。
また、映画の中では想いを交わすシーンの少ない2人が最後にこの歌で声を重ね合うんですが、ただの主題歌ではない、映画の大切な一部となれていることを心から嬉しく思います。
松下奈緒 コメント
主題歌「いきづく」の制作に参加させていただきとても楽しかったです!
澄んだ空気、青空、茶畑の緑……など撮影を共に過ごした山村さんがどんな歌詞を書かれるのかすごく楽しみでしたので、デモをいただいた時に、爽やかで優しい風が吹くこの曲が物語の中ですれ違う2人の心を温かく包み込んでくれるようだなと感じました。
スクリーンでは『いきづく』が美作の素敵な風景と共に流れると思うと本当に楽しみです!
(c)2024 「風の奏の君へ」製作委員会