明日5月14日よりNetflixにて独占配信されるAぇ! group初の単独ドキュメンタリー「BORDERLESS Aぇ! group デビューまでのキセキ」のepisode 1とepisode 2のあらすじが公開された。
このドキュメンタリーシリーズでは、Aぇ! groupの5年の歩みを数々のシーンともに紹介。メンバーそれぞれのロングインタビューでは“本人たちだけが知るエピソード”が次々と明かされる。5月15日にCDデビューを迎える彼らは、ここまでどんな道をたどってきたのか。西畑大吾(なにわ男子)のナレーションとともに、episode 1ではAぇ! groupの歴史を紹介。episode 2以降は、メンバーそれぞれの成長を描く。
episode 1「step by step」(5月14日配信)
密着取材が始まったのは2018年の秋。関西ジュニアは、大阪の稽古場で日々を過ごしていた。その中にいたのが正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、佐野晶哉の5人。彼らはいわば “寄せ集め”の状態でバンド活動を開始した。ギター担当の正門は「新しいところを開拓したくて、もがいていた」と当時を振り返り、ドラムを務める佐野は「関西ジュニアの公演のドラム担当が、本番の2週間前に辞めてしまったんです。それで僕が大人10人くらいに呼び出されて『ドラム、やってくれるか?』と言われて。当時ほぼ未経験でしたが『やります!』って答えました」と回想。この選択が彼のアイドル人生を動かすこととなる。一方、小島もある日突然キーボード担当を任命されたといい、その裏話を明かす。
またボーカルの末澤は歌唱力に定評があったものの、仕事がほとんど来ない苦境を経験。「あの頃は“腐っていた”時期もありました。楽しくないなーって……」と語る末澤だが、関西ジュニアを出て“外部の舞台”に挑むうちに彼の考え方が変わっていく。そんな彼らは、関西ジュニアのサポート役・横山裕と大倉忠義(SUPER EIGHT)の指導のもと、徐々に頭角を現すように。しかし、アイドルの夢を諦めようとしていたサックス担当のリチャードは「当時、家庭の事情で働かないといけなくなって、掛け持ちで3つくらいバイトしていて。横山くんにも『(事務所を)もう辞めます』って伝えて、そしたら……」と横山から言われて“改めて気づいたこと”を語る。そして2019年、Aぇ! groupを結成。当時の映像にはメンバーの初々しい姿が映し出されている。
episode 2「律儀と純情」(5月15日配信)
2024年の春。デビューシングル「《A》BEGINNING」のレコーディングが始まった。メンバーのうち、特に試行錯誤していたのは正門。なにわ男子の西畑やKing & Princeの永瀬廉と同じ日に事務所に入った同期だ。正門は周囲に対して礼儀正しく、いつも謙虚で律儀な男。密着取材5年分の映像には、関西ジュニアの中でも際立って真面目な彼の姿がたびたび記録されていた。当時のインタビューで「僕たちの場合、“アイドルのわりには……”とか、そういったフィルターを通して印象が決まってしまうこともあると思うんです。だからこそ自分は、しっかりとプロ並みの“何か”を持っていたい」と語る正門。episode 2では、そんな彼が挑んだソロライブや数々の仕事現場を追っていく。
自らアイドルを志して芸能界に入った正門とは対照的に、小島は家族の勧めで事務所入り。ダンスは当時未経験で、アイドルへの憧れはなく「“普通の学校生活を送りたい”と泣きながら反抗していました。嫌や!って。自分の武器は何も無いし、その頃はデビューしたいわけでもなかったし……」と振り返る。その中で彼が見つけた自分の可能性が“笑い”だ。episode 2では、2018年の映像とともに、小島がコント制作に目覚めていく姿を紹介。関西ジュニアの仲間たちをはじめ、横山や大倉を爆笑させた彼の“世界観”とはどんなものなのか。
なおStorm FILMのYouTubeチャンネルでは各メンバーにスポットを当てたティザーを公開している。