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Dos Monos・TaiTan、ヨネダ2000のインタビュー掲載 ラップと漫才で勝つための“しゃべり”に迫る

つやちゃん「スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論」表紙
5か月前2024年07月02日 7:02

文筆家 / ライター・つやちゃんによる、ラップと漫才に焦点を当てた書籍「スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論」が7月26日に発売される。

YouTube、TikTok、ネットニュースなどあらゆるところで“語り”の場が増えた昨今、言葉が飽和する中、“しゃべり”で人の心をつかんできたのが漫才とラップであると説く本書。漫才賞レースやラップバトルなど、勝つために進化する“しゃべり”を「スピード」「バイブス」「パンチライン」の3つの視点に分けて分析している。

分析の対象となったのは、「スピード」の分野でキングコングとSEEDA、和牛とOZROSAURUS、スリムクラブとGotch、「バイブス」ではヨネダ2000とゆるふわギャング、ミルクボーイとNORIKIYO、ウエストランドとちゃんみな、ハイツ友の会とdodo、ナイツとあるぱちかぶと、「パンチライン」ではタイムマシーン3号とZORN、霜降り明星とWatson、ジャルジャルとTohji。このほかTaiTan(Dos Monos)、ヨネダ2000へのインタビューも掲載される。

つやちゃん「スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論」目次

第1部「スピード・バイブス・パンチライン」
序章:勝つためのしゃべりの時代に

第1章:スピード
・加速する言葉、ハートの行方 キングコング───SEEDA
・間に宿るメッセージ 和牛───OZROSAURUS
・沈黙は豊穣なり スリムクラブ───Gotch

第2章:バイブス
・システムをズラす快楽 ヨネダ2000───ゆるふわギャング
・ループの遠心力 ミルクボーイ───NORIKIYO
・憑りつかれたように語れ ウエストランド───ちゃんみな
・「恵まれざるもの」たちの声 ハイツ友の会───dodo
・日常の語り、揺らぐ世界 ナイツ───あるぱちかぶと

第3章:パンチライン
・押韻は死ぬまで止まぬ タイムマシーン3号───ZORN
・モジュール化するパンチライン 霜降り明星───Watson
・意味からの逃走 ジャルジャル───Tohji

第4章:インタビュー
・ヨネダ2000 すべては「どすこい」の繰り返しからはじまった
・TaiTan 嘘はバレる。それだけ

インタールード

第2部「上昇するためのしゃべり──ラップされるファッション」
序文:素早く、豊かに語るためのケーススタディ
・破擦音は本能を呼び覚ます KOHH──ヴェルサーチェ
・言い換えの多層性 Elle Teresa──シャネル
・模倣品までも書きつくす valknee──バレンシアガ
・語り手の立つ場所 Watson──Air Force1

・あとがき

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