映画「言えない秘密」の大ヒット舞台挨拶が本日7月9日に東京都内で行われ、主演の京本大我(SixTONES)をはじめ、キャストの古川琴音、三浦獠太、坂口涼太郎、監督の河合勇人が出席した。
公開中の「言えない秘密」は音楽大学を舞台にした、トラウマを抱える湊人と秘密を持つ雪乃のラブストーリー。雪乃が奏でるピアノの音色に導かれるように出会い惹かれ合う2人だったが、ある日突然、雪乃は湊人の前から姿を消してしまう。
湊人の友人役の三浦は京本との共演シーンについて「2、3回あったんですけど、ずっとピアノを練習されてて。なるべく邪魔しないようにと思ってました」とコメント。先日の舞台挨拶でキャストの尾美としのりからも同様のことを言われていた、湊人役の京本は「いろんな方からそういうエピソードが出ますね。気を遣われてたんだなと思います」と申し訳なさそうな様子を見せた。
その後、観客の感想が書かれた巨大パネルを見る登壇者たち。京本は「いろんな視点で観てくださってるんだなというのが伝わりますね」とうれしそう。そして終盤のシーンに触れ「この作品の一番の魅力として、お別れ的な要素があるんですけど、それだけではないというか。『しっかり前に進んでいきたい』というメッセージもあるので、大切な人と観ていただいて、この作品の先を想像してもらいたいですね」と熱く語った。連弾シーンを絶賛するメッセージを読んだ、雪乃役の古川は「最後の連弾シーン、本当にがんばりました。監督から『ぜひ発表会にならないようにしてください』と言われていて、それが表現できたんだなと思うとうれしいですね」とにっこり笑った。
キャストと監督は7月9日“泣く日”にちなんで劇中で泣いたシーンを発表。古川は「2人の連弾シーンとか、生き生きしてる場面で涙ぐみましたね」と言う。「たくさんあるんですけど」と切り出した京本が「雪乃の心情が見えてきたときに、ばーっと泣いちゃいましたね。泣き止まないままエンディングまでいって。観終わってロビーに出たときもまだ泣いてましたもんね」と話すと、河合監督は「すごい泣いてた」と笑顔を見せた。
最後に京本は「公開から1週間ちょっとで観てもらった方からいろんなお声をいただいてうれしいです。きっとこの夏一番と言っていいくらい泣ける作品に仕上がってると思います。1人で行くもよし、大切な人と観るのもよし。引き続き『言えない秘密』をよろしくお願いいたします」と改めて映画をアピールした。
(c)2024「言えない秘密」製作委員会