稲葉浩志のMVを品川ヒロシが監督、「稲葉濃度100%のMVになったと思います」

稲葉浩志（B'z）の最新ソロアルバム「只者」より、収録曲「Chateau Blanc」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

このミュージックビデオの監督を務めたのは品川庄司の品川祐こと、映画監督としても活躍する品川ヒロシ。MVを制作するにあたり稲葉から自由な発想を求められた品川は、「只者」の全収録曲の中から「Chateau Blanc」を選曲するところから担当している。品川は「稲葉さんに余計な飾りは必要ない」と判断し、稲葉の歌唱シーンは楽曲が持つ世界観をシンプルかつ美しく撮影。一方でこの楽曲のテーマがカップルの“ケンカ”であると知った品川は、ドラマパートに自身の得意分野であるアクションの要素をふんだんに取り入れ、シンプルな稲葉の歌唱シーンと対比する形で、俳優の倉悠貴と長野じゅりあによる独創的なケンカシーンを描き上げた。完成した映像について品川は「稲葉濃度100%のM.V.になったと思います」とコメントしている。

なお本日7月25日に東京・渋谷にオープンした複合施設「Shibuya Sakura Stage」の大型ビジョンおよびイベントスペースでは期間限定で「Chateau Blanc」のMV、「只者」のスポット映像、昨年開催のツアー「Koshi Inaba LIVE 2023 ～en3.5～」のダイジェスト映像が放映される。

品川ヒロシ コメント

もう何十年も誰もが認めるトップアーティストであり、LIVEでのパフォーマンスは激しく、トップアスリートでもある稲葉浩志さんのM.V.を撮らせてもらえる日が来るとは全く思っていませんでした。
今回のお話をいただいた時も本当に驚きました。プレッシャーはありましたが、逆に言えばトップアーティストの稲葉さんなんだから、「格好良くならないはずがない」と腹をくくりました。
本当に格好良い人は無地の白いTシャツでも格好いい。だけど糸と生地にこだわっているそんなイメージです。
最高の稲葉浩志さんだからこそ、余計な演出はおさえ、極力CGを使わず、代わりにカメラやレンズや機材は良い物を選び、稲葉濃度100%のM.V.になったと思います。
ファンのみなさんに喜んでもらえたら、僕も嬉しいです。