スマートフォン向けアプリゲーム「モンスターハンターNow」にて、Ayaseの新曲「From Now!」が本日8月27日に配信された。
「モンスターハンターNow」は「モンスターハンター」を現実世界で体験できるアプリ。プレイヤーはハンターとなり、現実の世界に登場する強大なモンスターを狩る冒険に出発する。
「From Now!」は「モンスターハンター」シリーズの長年のプレイヤーであるAyaseが「モンスターハンターNow」のゲームの世界観に合わせて作詞作曲した楽曲で、中田ヤスタカが共同で作編曲を手がけている。「モンスターハンターNow」では限定クエストにて「【From Now!】ヘッドホン」を獲得できる。 このヘッドホンを自分のアバターに装備することで、「From Now!」を聴きながら狩猟できるようになる。なお配信されている楽曲はショートバージョンとなっており、フルバージョンは9月6日に各サブスクリプションサービスなどでリリースされる。
Ayaseはオファーを受けた際の心境について「とても嬉しかったです。『モンスターハンター』シリーズの大ファンなので『モンハン』の仕事をできるということが嬉しすぎて、すぐに『やりたいです』と言ったのを覚えています」とコメント。楽曲については「この曲に関しては圧倒的に『モンハン』愛を詰め込みたいと思ったので、僕がおもしろいと思っている『モンハン』要素を全部入れました」と述べている。
また本日27日より、Ayaseが太刀を手にしたハンターのキャラクターとして登場する「モンスターハンターNow」のテレビCMが放送される。CMにも「From Now!」が使用されている。
Ayase コメント
「モンハンNow」からオファーを受けた最初の印象
とても嬉しかったです。「モンスターハンター」シリーズの大ファンなので「モンハン」の仕事をできるということが嬉しすぎて、すぐに「やりたいです」と言ったのを覚えています。
楽曲についてこだわったポイント
歌詞には自分の思う「モンハン」の要素をたくさん詰め込んで制作しました。特にこの曲に関しては圧倒的に「モンハン」愛を詰め込みたいと思ったので、僕がおもしろいと思っている「モンハン」要素を全部入れました。
“推し”のモンスターについて
ディアブロスを推しています。悪魔みたいで、かっこいいですよね。男の子の心をくすぐりますよね。ディティールとしても角とかかっこいいし。他にもたくさん好きなモンスターはいるんですけど。特に僕、「モンスターハンター ポータブル」という割と初期の時からやっていたので、初期の頃からいるモンスターということもあって愛着もありますよね。
“推し”の武器種について
ずっと大剣が超好きです。なんか、主人公的な空気があるのが好きなんですよね。やっぱり双剣とかランス系もかっこいいですが、僕はやっぱりどのシリーズでも大剣を使っているイメージがあります。かっこいいですよね。
「モンハンNow」をプレイした感想
僕ももちろんすごく楽しみにしていましたし、実際プレイしてみても、ついにスマートフォンで「モンハン」がこのクオリティでできる日が来たんだなと思ってグッと来たのを覚えています。
「モンハンNow」の現実世界とリンクした狩りについて
「モンスターハンター」をゲーム機で実際にやっていたファンも、みんなやっている瞬間はハンターになっていると思うので、より現実世界にリンクしてくるとなると、これはもう「モンハン」沼から抜け出せないですよね。
「モンスターハンター」シリーズの思い出
僕、ゲーム好きなんですけど、そんなに数多くの作品に触れてきたというわけではなくて、 かなり1個の好きなシリーズをやりこむことが多くて、「モンスターハンター」は明確に僕がゲームを好きになったきっかけのゲームです。子供の頃に、さっき言ったポータブルをやったのが初めての出会いなんですけど、そこまではわりと友だちとみんなで集まってやるようなパーティーゲームみたいなものを他の人といる時にやるくらいでした。自分の家でずっと集中してやって、友だちと集まってもそれをやって、みたいなふうにのめり込んでやったのは モンハンが初めてだったので、僕のゲームライフをスタートさせてくれたゲームです。
どのようなところからインスピレーションを受けて楽曲制作を行ったか
楽曲を作るときに僕が一番大事にしているというか、そうであって欲しいと思う楽曲の空気感として、「いい曲だな」とか「染み入るな」みたいなのももちろん好きなのですが、驚きとワクワクと、「なんだこの曲、聴いたことがないぞ」みたいな刺激みたいなものを、聴いてくれた人には感じて欲しいと思っていて。「モンハン」は長きにわたってシリーズが続いていながら、毎回新しい作品が出るたびに新しいシステムが導入されたり、まったく飽きることなく、ファンもそうだし新規で触る人もみんなものすごい刺激を感じていると思うんですよね。そういった、アップデートしていくコンテンツのおもしろさは、僕もアーティストとし て楽曲を作っていく上で、飽きられないというか、飽きるなんて思いもしないような、おもしろさの連続みたいな曲にしたい、と思っていて、その気持ちはこうしたエンタメの体験からきていると思いますね。
最近、外に出て面白いものに出会ったり面白い体験をしたか
今回の楽曲は中田ヤスタカさんと一緒に作らせていただいたのですが、ヤスタカさんはプライベートでもすごくよくしていただいている大先輩で、頻繁に飲みに行かせてもらっていて。この「モンスターハンターNow」の楽曲を作ることの一番最初の打ち合わせというか、どういう曲にしようかという話し合いをする時も飲みの席で話しました。その時に、おいしいフグのお店に連れて行ってくださって。フグを食べながらどんな曲にしようかって話をしていました。素敵なお店だったのですが、ふと外に張り紙が出ているのに気づいて、そこには「来週いっぱいでお店を畳みます」と書かれていました。よく読むと、店主の 方が「80歳までこのお店を続けると決めていました。この80歳になるまでの間に、本当にこの街のことが本当に好きになったし、通ってくれた常連のお客さんたちとのたくさんの思い出もあるけれども、80歳までと決めていたのでこれを機にお店を畳みます。この街が大好きなので、このお店を畳んだ後もこの街がこれからも賑やかであって欲しいと願います」といった文章が達筆で書いてあり、ヤスタカさんとずっと見ながら染み入っていました。店主の方の強い想いを想像しながら、二人で「ここもうなくなっちゃうんだ」とかみしめたのが、最近プライベートで外出た時のいちばんおもしろかったことというか、グッときたことでした。いろんな、そういう、人の歴史みたいなものが街にはたくさんあるんだなと思った、というエピソードです。人の歴史の上に街はあるんだな、と思いました。
今回の曲作りにおいて、インスピレーションを受けたこと
何か大きな新しいインプットとか刺激があって何かを思いついたというよりかは、僕もソロのシンガーとして頻繁に活動をしているわけではないので、今まで生きてきた中で蓄えられてきている僕の今までの経験だったり、YOASOBIやそのほかの活動をしている中で自分の 中に培われたものたちを駆使して作りました。あとはヤスタカさんと「楽しく作ろう、楽しくやろう」というテーマで制作していったことが大きいですね。
ぜひ聴いてほしいという部分について
「モンハン」におけるモンスターのことであったり、ハンターランクが上がれば難しいクエストも出てきて、こんなの無理だろうと思っていたクエストが何度も挑戦しているうちにクリアできるようになることと、そういうところに近い、社会を生きる上で、日常の中で色々なことと対峙をしてそれを乗り越える、でも乗り越えられなくて挫折する時もあるようなことをうまくリンクさせられたらいいなと思って、当初は歌詞を書いていました。でも結果として「モンハン」愛が溢れてしまって、「モンハン」要素を詰め込んだ楽曲となりました。モンスターであったり、斬れ味のことだったりとか、「モンハン」をやっている人だったらこんなこと言って いるな、というのがわかるような要素をたくさん入れたつもりなので、全編通してそんなところを楽しんでいただけたらな、と思います。
この楽曲をきっかけに「モンスターハンターNow」を始める人にひと言
シリーズファンの方はもちろん一度触れてみて欲しいですし、「モンスターハンター」知ってはいるけどまだプレイしたことがないという人には、スマホなので入りやすいですし、おもしろいゲームであるということは僕が責任を持ちますので、ぜひ「モンハン」の世界に触れてみて、ハンターになってください。
中田ヤスタカさん コメント
「モンスターハンターNow」の世界を彩るこの楽曲に携われたことをとても嬉しく思っています。 素晴らしいアーティストAyaseくんと共に「モンスターハンター」の魅力が表現された、ワクワクする楽曲に 仕上がっています。ぜひゲームと合わせて楽しんでいただけたらと思います。