奥田民生のソロデビュー30周年を記念した写真集「タミオグラフィー」の発売が決定。本日10月9日に予約受付がスタートした。
1994年10月21日にソロとして本格始動し、30周年を迎える奥田。「タミオグラフィー」は、「イージュー★ライダー」「さすらい」「風は西から」など長年にわたってヒット曲を飛ばし続けた彼のライブや数々のミュージシャンとの共演、さらには楽屋やスタジオでの姿などを切り取った写真集で、ソロ活動30年の歩みを凝縮した1冊となった。
撮影を手がけたのは日本を代表する音楽カメラマン・三浦憲治。「タミオグラフィー」には、現在75歳のベテランカメラマンが約30年間で撮り続けた10万枚を超える写真の中から厳選したカットが352ページにわたって掲載される。判型は新聞片面とほぼ同じ大きさのB4版。奥田本人も「デカっ!」と思うほどの大迫力の写真集となった。
予約受付は、奥田民生公式ファンクラブサイトと東京・代官山 蔦屋書店、広島・広島 蔦屋書店にて2025年1月19日まで実施。完全受注生産のアイテムで、ファンクラブ限定版にはポストカード10枚セットとデジタル写真集の引き換えハガキ、蔦屋書店限定版にはポストカード1枚とデジタル写真集の引き換えハガキ、そしてトークショーの抽選券が付属する。なお代官山 蔦屋書店と広島 蔦屋書店では、本日から10月23日まで写真集から抜粋した特別カットを使用したポスター展とパネル展が2週間実施される。
奥田は本作について「ムチャクチャデカい本になりましたね、ホントに。30年やってきてフケてきたなとか意外と楽器は変わってないな、とか写真を見ると色々と思い出しましたけど、デカいっすね」とコメント。また三浦については「三浦さんに初めて撮って頂いたのは……全然覚えてない(笑)。もう30年以上前のことですから、三浦さんも覚えてないんじゃないですか? でもお互い広島出身ですね、という話を最初にしたのは覚えていますよ。音楽やり始めて気がついたら、もうそこにいた、という感覚です」と語っている。
「タミオグラフィー」の価格は、ファンクラブ限定版、蔦屋書店限定版ともに税込み1万9800円。蔦屋書店限定版には抽選手数料として550円が加算される。抽選特典のトークショーには奥田に加え、本作のカメラマン・三浦、奥田とゆかりの深いイラストレーターでアートディレクターの安齋肇も参加。代官山 蔦屋書店では100名、広島 蔦屋書店では75名が招待され、いずれも2025年5月中に開催される予定だ。なお抽選に参加した人には代官山 蔦屋書店で行われたトークショーのアーカイブ映像の配信も予定されている。
奥田民生 コメント
デカっ!と思いましたよ。ムチャクチャデカい本になりましたね、ホントに。30年やってきてフケてきたなとか意外と楽器は変わってないな、とか写真を見ると色々と思い出しましたけど、デカいっすね。
三浦さんに初めて撮って頂いたのは……全然覚えてない(笑)。もう30年以上前のことですから、三浦さんも覚えてないんじゃないですか? でもお互い広島出身ですね、という話を最初にしたのは覚えていますよ。音楽やり始めて気がついたら、もうそこにいた、という感覚です。
三浦さんの撮影はとても早くて撮られる方からしたら、早く済ませてもらえるからラクでいいんですよ。それにポーズをああしてくれとか、こうしてくれとか言わない。まぁ、ちょっとは言いますけれど、いつの間にか撮られているのがいいんです。その点ベストなカメラマンですね(笑)。昔から応援して下さるファンの方は懐かしさもあるでしょうし、三浦さんはどんな写真を撮り続けてきたか、写真に興味のある方にも見て頂きたいな、と思います