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GENERATIONS新体制初ツアーで木梨憲武&AK-69とサプライズコラボ

「Y.M.C.A.」でコラボレーションするGENERATIONSと木梨憲武。
3か月前2024年10月15日 13:02

GENERATIONSの全国アリーナツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2024 "GENERATIONS 2.0"」の東京・国立代々木競技場第一体育館2日目公演が10月15日に開催され、木梨憲武とAK-69がスペシャルゲストとしてサプライズ出演した。この記事では開演前に行われた取材会とライブの模様をレポートする。なお記事後半には公演本編の一部ネタバレが含まれるので、これから参加予定の人はご注意を。

僕たちがやってることは間違いじゃなかった

「GENERATIONS 2.0」は6人体制となったGENERATIONSにとって初の全国ツアー。9月8日の開幕以降、小林幸子、PKCZ、Shigekix、チョコレートプラネット、シソンヌ、加藤諒、体操日本代表の萱和磨選手、谷川航選手、橋本大輝選手、香取慎吾ら多様なジャンルのゲストが“スペシャルサポートメンバー”としてサプライズ出演している。

開演前にはグループを代表して小森隼と白濱亜嵐、そして木梨とAK-69が報道陣の取材に応えた。新体制初ツアーの手応えを尋ねられた小森は「皆さん声を通じて『僕たちがやってることは間違いじゃなかった』と実感しています」、白濱は「初日の数曲はすごく不安が大きかったんですけど、数をこなしていくうちに自信に変わっていた感覚があります」と力強い表情で語る。各地に登場しているスペシャルゲストに対しては、白濱が「ピンチだった僕たちに同じ業界で戦っている先輩の方々が力を貸してくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを述べた。

木梨憲武は「ベテラン感出したい」AK-69は「華のあるグループだな」

木梨とAK-69との共演を前に、白濱は「ご自由にやっていただければ」と2人に呼びかけるが、木梨は「邪魔しないように、(GENERATIONSに)なじむように」、AK-69は「お邪魔する形なので、間違えないように……」とことさら謙虚な様子を見せて笑いを誘う。今回、木梨のゲスト出演はLDH JAPANのオーディション番組「iCON Z」でGENERATIONSと共演したことがきっかけで実現したとのこと。木梨は「今日はオーディションだと思って来たんです。GENERATIONSの枠が1つ空いてると思って」と冗談を飛ばして小森と白濱を「空いてるわけじゃないですよ!」とあわてさせつつ、AK-69に向けて「今回歌う曲はゴリゴリのヒップホップで。『62歳、ヒップホップ始めました』というベテラン感を出したいですね」と意気込んだ。

白濱とAK-69は2021年、エンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」のチーム・MIGHTY WARRIORSとして共演した間柄。白濱がマイティの現状について「今どうなっているのか……(笑)。まあステイしてるんですけど」と触れると、チームメイトのAK-69は「(GENERATIONSとは)ちょいちょい一緒になったり接点はあるけど、ライブで共演するのは初めてで。リハーサルも見させてもらったけどすごかったですね。華のあるグループだなと思います」と6人の頼もしさを語った。そんなAK-69が、幼少期にとんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」のCDを購入したことが音楽に触れるきっかけになったと振り返り「ありがたいですよね、小さいときからの夢が叶ったみたい。ノリさんのおかげでこうやってGENERATIONSのライブにも呼んでいただけて、力あるなあと(笑)」と話すと、木梨は「今度は演歌界紹介するから!」とAK-69の肩を力強く叩いた。

「Y.M.C.A.」で豪華コラボ実現

ライブ本編では代表曲「Evergreen」の新アレンジとなる「Evergreen2.0」や、数原龍友が「僕たちと皆さんのつながり、ぬくもりを感じてください」とメッセージを添えた新曲「Cozy」を初披露。数原は「Pacific Love Memories」、片寄涼太は「今夜はブギー・バック feat. eill」といったソロ曲も披露し、美しい歌声で観客を魅了する。「ミンナノウタ」では映像とリンクした演出やダンサーを迎えたパフォーマンスで楽曲のダークな世界観を表現。またダンスショーケースには多数のサポートダンサーが参加し、力強いパフォーマンスでファンを圧倒した。オープニングアクトを務めたWOLF HOWL HARMONYはライブ本編にも参加し、フレッシュな歌声とダンスでGENERATIONSをサポートした。

アンコールの「Y.M.C.A.」で木梨が突如ステージに現れると、客席からすさまじいどよめきが起こった。「おじさん来たぜ!」と叫んだ木梨は、GENERATIONSの6人とともに力強いボーカルを響かせて振付も華麗に決める。途中には「Choo Choo TRAIN」のダンスも挟み込むサービス精神を見せるが、後半には若干疲れた表情で「まだ?」とメンバーに問いかけて笑いを誘った。さらにAK-69を呼び込んで披露されたのは、木梨が10月30日にリリースする3rdアルバム「木梨ソウル」に収録される新曲「No Limit feat. AK-69」。GENERATIONの6人もボーカルとダンスで加わり、この日限りの華やかなコラボでオーディエンスを熱狂させた。

「これからも7人目のメンバーとして駆け抜けて」

最後のMCで小森が「同じ形であり続ける難しさをこの1、2年で感じることが多いけど、長年続けていくと今日みたいにバカほど楽しい日がやってくるんですね」と笑顔で話すと、メンバーは互いの縁や絆を振り返る。白濱は先日購入した自宅のソファの写真に佐野玲於が「これいつ買ったんですか? 僕が売ったやつですよ」と反応したという驚きのエピソードを明かし、その佐野は子供の頃に初めて出会った小森の印象を「チャラくてませていた」と表現して、小森を「やめて! 今日お母さん来てるんだから!」と嘆かせた。

中務裕太も佐野や数原と出会った当時を振り返りつつ「皆さん、これからも7人目のメンバーとして一緒に駆け抜けてほしいです」と呼びかける。片寄は「今日の木梨さんとのステージで、世代も超えてつながれるんだなと改めて思いました。今日僕らを初めて観た人も何度も来てる人も、一緒に魅力的なストーリーを体感できるグループでいたいです」、数原は「いろんな葛藤や悔しい思いもしてきましたが、日々好きなことを純粋に続けてきたおかげで自分は幸せ者でいられます。皆さんが僕らを選んで来てくれた思いに応えられるように一丸となって駆け抜けます」と、さらなる活躍を誓った。

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