JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

SixTONES森本慎太郎が語る横浜流星の“正体”は「おしゃべり」、撮影前後の変化を語る

山田孝之のトークに笑いをこらえる森本慎太郎(SixTONES)。
6か月前2024年11月05日 11:02

映画「正体」の完成披露舞台挨拶が本日11月5日に東京都内で行われ、主演の横浜流星、キャストの吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈、山田孝之、監督の藤井道人が出席した。

11月29日公開の「正体」は染井為人の原作小説を藤井監督が実写化したサスペンスエンタテイメント。殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けるも逃亡する鏑木慶一、逃げ続ける鏑木と出会い彼を無実だと信じる沙耶香、和也、舞の3人、鏑木を追う刑事・又貫の姿が描かれる。

森本が演じるのは、鏑木とともに大阪の工事現場で日雇い労働をする和也。やや緊張気味の森本は「人間関係だったり、自分の信じるものだったり、すごく考えさせられる作品でした。もう一度、映画館でこの世界観に浸りたいなと思っております」と本作への思いを語る。鏑木を演じた横浜は「誰からも信じてもらえない状況に陥って、その中で脱獄をするんですけど……正しいとは思えない行動ですけど、どんなことがあっても真意や目的を見失わないようにすることを大事にしていました。それを維持するのはとても苦労しました」と役と向き合ううえでの葛藤を明かした。

4年越しで映画化が実現し、夏と冬に分けて撮影が行われた本作について、森本は「リアルさがすごく出てると思います。夏だったら滝のように汗をかいてますし、冬だったら吐息が白くなっている。時間軸を大切にしているから、リアルな映像になったのかなと思います」と語った。続いて、登壇者たちは横浜と共演した中で知った“正体”、横浜は自らの“正体”をテーマにフリップでトーク。沙耶香役の吉岡は「生身」と言い、「危険をかえりみず、アクションシーンをご自身でされていて、すべてを映画に捧げているのを現場で感じました。心もむき出しで演じられているのが印象的でした」と現場での様子を振り返る。フリップに「おしゃべり」と書いたのは森本で「クランクイン前に一度、ごはんに行ったんですけど、1回も目が合わなくて。会話も『あ、うん』とかで終わっちゃう。でも、撮影が終わったら目を見てくれるし、たくさんしゃべってくれました。嫌われたらどうしようって心配だったんですけど、優しい人なんだなって好きになりました」と横浜に視線を送る。すると横浜本人は役作りの一環として森本と距離をとっていたことを明かした。

舞役の山田杏奈は横浜のことを「仕事人」と表現し、「現場では真摯に何かを考えているという印象が強かったですし、アクションを覚えるのがなんて早いんだと感動しました」とコメント。又貫役の山田孝之は「水」と1文字だけ書いたフリップを見せ、「さあ流星、その心は?」と問いかける。横浜が「人間は水でできているから?」と答えたあと、山田は「ふと出てきたのは水。あとは流星に振ろうと思いました」と白状した。横浜は「武士」だと言う藤井監督は「『ちょっとはサボりなさいよ』というぐらい真面目でストイックです。いつも応援しております」と彼にメッセージを送った。

そんな横浜自身は共演者から絶賛され、恐縮した様子。そして、「なし」と書いたフリップを見せながら、「自分のことをあまり皆さんに伝えたくない。役者はミステリアスでいるほうがいいなって思います。なので『なし』。教えません!」と言い切った。最後に藤井監督は「皆様の養分になれるように1分1秒でも見逃せない映画を作りました。長く愛されるように応援していただければ幸いです」、横浜は「信じる意味を改めて考え、冤罪の恐さについて突きつけられました。ただ鏑木は希望を持って生きていて、すごく心を動かされました。皆さんにどう感じていただけるかわからないけど、我々の覚悟が込められているのでぜひ受け取ってください」と力強い言葉で本作をアピールした。

(c)2024 映画「正体」製作委員会

関連記事

©ナタリー

SixTONESが結成10周年記念日に生配信「ロクオン!~Xth anniversary~」、チケットの価格は

約7時間
[Alexandros]

[Alexandros]が今夜「バズリズム」でスタジオライブの裏側披露、バカリズムへの近況報告も

約23時間
ZAZEN BOYS

向井秀徳と吉岡里帆が初対面!「お客さんの顔が吉岡里帆に見えてきた」その発言の真相解き明かす

1日
映画「国宝」ポスタービジュアル

原摩利彦×King Gnu井口理が映画「国宝」主題歌担当、作詞は坂本美雨

3日
©ナタリー

京本大我の新曲「酒と映画とナッツ」イラストMV今夜公開

3日
(c)ナタリー

SixTONES京本大我が今夜インスタライブ、アルバムについて語り合お

3日
京本大我(SixTONES)

京本大我「見える子ちゃん」で霊が憑いてる教師役、意識したのは“ローなテンション”

4日
大森元貴(Mrs. GREEN APPLE) ©TBS

大森元貴と菊池風磨が目隠しでクレーンゲーム、ジェシーと横尾渉も“神業”に挑む

4日
©「BAILA」2025 年6月号特別版 / 集英社(撮影:土屋文護)

SixTONES京本大我「BAILA」と“超接近戦”の表紙ビジュアル

4日
「第45回全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ2025」のパーソナリティを務めるSixTONES。©日本テレビ

SixTONES「高校生クイズ」2年連続パーソナリティ、田中樹「全力で応援し盛り上げたい」

5日