吾妻光良 & The Swinging Boppersが11月20日にリリースするニューアルバム「Sustainable Banquet」のティザー映像がYouTubeで公開された。
このティザー映像は、近年脚光を浴びているアニメーション愛好家 / 映像作家のかねひさ和哉が手がけたもの。1940年代のジャンプ&ジャイヴサウンドを追求するバッパーズと、同じく40年代のカートゥーンや映像版ジュークボックスであるサウンディーズに影響を受けたかねひさの志向性が見事に合致している。
また、浦風冨道(日本相撲協会)、大久保ノブオ(ポカスカジャン)、立川志らべ、森雅樹(EGO-WRAPPIN')、渡辺満里奈よりアルバムリリースに寄せての推薦コメントが到着した。
公益財団法人 日本相撲協会 浦風冨道 コメント
バッパーズさんの曲は、世相を切りつつ、自分の身を切っていらっしゃいます。
「誰もいないのか」は、まさに今の時代の年寄りの悲哀を歌っています。
しかし同意し笑う老いた私。
この老いという事実を前向きにさせてくれるのがバッパーズさん。
お前達にも老いが来るんだよと、若い世代に叩きつけても居ます。
強い年寄り達です。私も老いを楽しまねば。
このアルバムは、どんなでかい薬よりもワクチンよりも1発で効きました。
ワハハ本舗座長・ポカスカジャン 大久保ノブオ コメント
思い出すだけでテンションが上がるもの。
ドリフターズ、金宮、赤星瓶、銭湯、ゾンビ映画、タイの匂い、スウィンギンバッパーズ !
「打ち上げで待ってるぜ」は、ミュージシャン、芸人、役者、皆んなのアンセムだ!
立川志らべ コメント
ドラムの岡地さんに声かけていただいて、福島で行われる「クダラナ庄助祭り」に、多くの音楽家に混じって出演したことがあります。
打ち上げがすごい。旅館の大広間に数多の音楽家たちが大集合。10月の出雲大社か?と思い出した(見たことはない)。みんな飲むわ飲むわ。すると吾妻光良さんはそそくさと舞台の方に。舞台ったって、社長シリーズで三木のり平先生が宴会芸するような場所ね。もしくは「釣りバカ日誌」の…、わかりますよね? そこで吾妻さんが一人でギターを弾きだす。盛大な拍手。でも5分もすると、誰も吾妻さんの演奏聞きやしない。世の中には吾妻さんの演奏聞くのにお金払って集まる人がたくさんいるのに、ただのギターおじさんになっちゃってる。
家元・立川談志の言葉を思い出しました。「やりたがらない奴はダメだ」。
子供のようにやりたがるおじさんたちがバッパーズなのです。もっとも昔からおじさんだったわけではない。
継続可能なバンドが継続可能なアルバムを出したぞ~。
森雅樹(EGO-WRAPPIN') コメント
JUMPIN' JIVE
こんなかっこよくてワクワクする映える響きがあるでしょうか!?
一歩踏み入れば絶景の名演、ビッグロマンスが待ち侘びているんだ。
新作がいつも最高傑作、そして体感を持って昇天する、無敵で最狂な音楽スタイル。
間違いなく音楽世界遺産認定。
Let's Good Times Roll!!!!!!!
渡辺満里奈 コメント
初めて“吾妻光良 & The Swinging Boppers”を聴いたのは、1990年代初頭のライブだった。
ステージに所狭しと並ぶビッグバンドと、ギターを短めにかけた中年の男性が出てくる。
全く予備知識がなかったのだが、その音が鳴った時、私の心臓は思い切り弾んだ。
誰もが真剣に楽しげに演奏していて、その格好良さに最初から最後までジャンプしてスウィングした。
抱腹絶倒の日本語詞に大笑いし、ホロリと胸を熱くしたあの日から30余年。
変わらない、いや歳を重ねてますますパワーアップしたSBの最高のアルバムがまた聴ける!
こんな喜びがあるだろうか。私もそれなりに歳を重ねたけど、疲れている暇なんてないのだ。
だってこの世界には、“吾妻光良&The Swinging Boppers”がいるのだから。
ご機嫌な宴会を続けよう!