11月28日発売の「装苑」1月号に齊藤なぎさ、原菜乃華、あの、IS:SUE、FRUITS ZIPPER、上國料萌衣(アンジュルム)、北原もも(OCHA NORMA)、REIRIE、中島健人、和田彩花、ゆっきゅんらが登場する。
今号の特集テーマは「偶像とファンタジー」。ファッション、そして偶像と称されるアイドルが、ファンタジーというキーワードに寄り添いながら表現される。表紙には、齊藤、原、あのの3人が演じる、実写ドラマ&映画「【推しの子】」に登場するアイドルグループ・B小町が登場。誌面には劇中のステージ衣装に加え、映画で衣装デザインを手がけた成田あやのによる装苑オリジナル衣装を着用したB小町のカットが掲載されるほか、3人のコメントや「【推しの子】」にまつわるコラムなども掲載される。
IS:SUEはアートディレクター矢島沙夜子とともに幻想的なビジュアルストーリーを紡ぐ。舞台となるのは約3億年前の古代・石灰紀。ここに“異種”であるIS:SUEが現れるという設定のショットが掲載される。
「装苑」初登場となるFRUITS ZIPPER。彼女たちの多くの衣装を手がけるスタイリスト・相澤樹が、“ロマンティックでノスタルジーを感じる白”と、“ダークファンタジーでフェティッシュな黒”をテーマに手がけたスタイリングが注目ポイントだ。誌面には相澤のインタビューも掲載される。
上國料と北原の2人は、コラージュアーティストの花梨とコラボレーション。写真とコラージュを通して夢のような世界を表現する。そしてREIRIEは10年来の仲である、ブランド・縷縷夢兎/rurumu:のデザイナー・東佳苗と鼎談。出会いのエピソードから、創作表現、再結成や衣装についてなど語る。
さらに今号では、近年のアイドルをめぐる議論の中でも話題となっているエージェンシー(行為主体性)をキーワードに2010年以降のアイドル像を考察する特集も展開。この特集はアイドルとアイドルファンを対象とした研究を行う上岡磨奈による偶像(アイドル)のエージェンシーを問う論考、ライターDJ泡沫によるBLACKPINK、aespa、XGのミュージックビデオ分析、和田彩花とゆっきゅんによる対談で構成される。
連載「装苑男子」は6ページに拡大され、中島健人が登場。インタビューでは、12月25日に1stアルバム「N / bias」をリリースする中島が音楽やクリエーションへの向き合い方などを語る。彼が多様な衣装6着をまとったショットも掲載される。
また増田貴久(NEWS)の連載 「MFBB」は岩手の伝統手工芸・刺し子を世界に発信するサシコギャルズを訪ねる。