12月14、15日に福岡・みずほPayPayドーム福岡にて、K-POPアーティストが出演するライブイベント「2024 MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL in JAPAN」が開催された。
「2024 MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL in JAPAN」は、世界142カ国で放送されている韓国KBSの人気音楽番組「ミュージックバンク」による年末恒例のスペシャルイベント。1日目にはTOMORROW X TOGETHER、ATEEZ、WayV、STAYC、NMIXX、NewJeans、xikers、RIIZE、EVNNE、TRENDZ、INI、2日目にはStray Kids、ITZY、LE SSERAFIM、ZEROBASEONE、n.SSign、TWS、NCT WISH、ILLIT、H1-KEY、NEXZ、NouerAが出演した。
INIが3万5000人を沸かす
1日目のトップバッターを務めたのはINI。彼らはドームを埋め尽くす3万5000人の前で最新曲「WMDA」を力強くパフォーマンスし、会場を一気にヒートアップさせた。イベントの進行は番組の現役MCである俳優のムン・サンミン、女優でモデルのシン・イェウン、LE SSERAFIMのHONG EUNCHAEという歴代MCが務め、3人はINIのステージ終了後に本公演のテーマが「プレイリスト」であることを発表。そして3人の「レッツ・プレイ!」の掛け声でステージが再開した。
続いてステージにはTRENDZが登場し、今年発表した「GLOW」で愛らしい魅力を振りまく。EVNNEは念願の地上波1位を決めた「UGLY」に加え、サマーソング「Badder Love」をクリスマス風にアレンジして届けた。
RIIZEとWayVのコラボでEXOの名曲カバー
RIIZEとWayVはコラボステージを披露。所属事務所SM Entertainmentの先輩である・EXOの名曲「Tempo」をカバーすると、会場は大盛り上がりとなった。
ATEEZの後輩にあたるデビュー2年目のxikersは「BITTER SWEET」を熱演。NMIXXは新曲「See that?」を含む4曲を披露し、定評のある歌とダンスで観客を沸かせた。TOMORROW X TOGETHERのYEONJUNは今年リリースしたソロナンバー「GGUM」をパフォーマンス。STAYCは人気曲「Teddy Bear」でキュートでコケティッシュな魅力を放ち、再びステージに現れたWayVは新曲「FREQUENCY」とキレのあるダンスが魅力の「Bandage」を披露した。RIIZEは1人ずつウィンクするファンサービスで会場を沸かせたあと、「Love 119」を歌唱。日本デビュー曲「Lucky」や「Boom Boom Bass」も届けた。
xikersの「MAESTRO」、NewJeansは客降りも
懐かしのヒットソングをカバーする「K-POPスペシャルステージ」ではKARAが「MUSIC BANK」で初披露したヒット曲「Mr.」のステージをSTAYCが再現。xikersはSEVENTEENのヒット曲「MAESTRO」のカバーを披露した。
NewJeansは「Super Shy」や「Ditto」「ETA」といったナンバーで観客のハートを鷲掴みに。「Cookie」では、歌いながら舞台を降りてアリーナの観客と触れ合うというひと幕もあった。ATEEZは、11月にリリースしたばかりの新曲「Ice On My Teeth」と「WORK」で力強いダンスパフォーマンスを繰り広げる。「BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)」「Guerrilla」といった楽曲も披露し、メンバーたち自身が楽曲制作にも携わる才能とベテランの風格を見せつけた。
1日目のトリはTXT
初日のトリを飾ったのはTOMORROW X TOGETHER。彼らのステージは「Over The Moon」で始まり、「Deja Vu」「I'll See You There Tomorrow」といった今年のヒット曲も披露された。
2日目はNCT WISHのフレッシュなステージで幕開け
2日目はNCT WISHのステージでスタート。日韓同時リリースされたデビュー曲「WISH」や、クリスマスに発売される新アルバム「WISHFUL」の収録曲などを届け、会場を盛り上げていく。NouerAは、aespaのデビュー曲「Black Mamba」をハードにアレンジして熱演。NEXZは11月発売の「NALLINA」などの新曲で会場を盛り上げた。
ILLITはデビュー曲にしてメガヒットナンバーとなった「Magnetic」をパフォーマンス。博多弁での挨拶やアリーナに降りるファンサービスでキュートな魅力を振りまいた。n.SSignは「Tiger」のダンスブレイクで観客を魅了し、TWSは「plot twist」や「If I'm S, Can You Be My N?」といった楽曲でさわやかな風を吹かせる。H1-KEYは韓国でヒットしている松原みき「真夜中のドア」のカバー「真夜中のドア~Stay With Me」を披露。日本語での歌唱で観客を喜ばせた。
LE SSERAFIMのSAKURA「ただいま!」
スペシャルステージでは、NEXZがStray Kids「S-Class」を、n.SSignがSHINee「LUCIFER」ををカバー。ZEROBASEONEは「GOOD SO BAD」「Feel The POP」「ゆらゆら -運命の花-」などを披露し、会場に大合唱を巻き起こした。LE SSERAFIMは最新曲「Crazy」や「Jewelry」といった楽曲でオーディエンスを惹きつけ、元HKT48のSAKURAが「ただいま!」と叫んで縁ある地に挨拶。「みんなが知っている曲」と紹介した「Unforgiven」では盛大なシンガロングで会場が満たされた。
大トリはStray Kids、新曲もお披露目
ひさびさに5人全員でのステージとなったITZYは「BORN TO BE」や「WANNABE」、そして新曲「Imaginary Friends」も披露。本イベントの大トリを飾るStray Kidsは「Chk Chk Boom」や「Stray Kids」を届けたほか、12月13日にリリースした新曲「Walkin On Water」の日本初パフォーマンスで観客を熱狂させた。最後はMCを含む出演者全員がステージから手を振り大団円。なお「2024 MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL」は12月20日に韓国でも開催される予定だ。
写真提供:株式会社エニー