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佐藤勝利×高石あかりW主演ドラマ「アポロの歌」放送、手塚治虫のダークファンタジーを現代解釈

「アポロの歌」キービジュアル ©「アポロの歌」製作委員会・MBS
12分前2025年01月15日 22:03

佐藤勝利(timelesz)と高石あかりがダブル主演を務めるドラマ「アポロの歌」が2月18日にMBS / TBSドラマイズム枠にて放送スタートする。

「アポロの歌」は1970年にマンガ雑誌「週刊少年キング」で連載された手塚治虫の作品。人間のダークな部分と愛が描かれたダークファンタジーで、手塚は本作について「愛のいくつかのケースについて、それが人間の生き方とどうかかわりがあるかを描きたいと思いました」との言葉を残している。このたびは本作を現代解釈し、手塚プロダクション監修のもと実写ドラマ化。監督・脚本は二宮健が務める。

佐藤は幼少期の母とのトラウマのせいで愛を軽蔑しながら生きている大学生・近石昭吾役、高石は昭吾の幼なじみで、歌手を夢見ながらバーで働いている渡ひろみ役で出演。昭吾はひろみに特別な感情を抱いていたが、ある日決定的な間違いを犯し、ひろみを死なせてしまう。そんな彼は女神から「何度生まれ変わっても1人の女性を愛し、結ばれる前に死ぬ」という罰を言い渡され、いくつもの世界をさすらいながら愛と向き合うことになる。

佐藤は本作への出演について「企画書の表紙に描かれている手塚治虫先生の絵を一目見て、この世界に入らせて貰えるなんて光栄過ぎる、演じさせていただけたら何より幸せだな、そう思いました」とコメント。また昭吾について「とても難しい役所でしたが、共演させていただいた高石あかりさんと一緒に、人間の愛とは何かというのを見つめながら演じさせていただきました」と語っている。

YouTubeではドラマのティザーが公開された。

佐藤勝利(timelesz)コメント

企画書の表紙に描かれている手塚治虫先生の絵を一目見て、この世界に入らせて貰えるなんて光栄過ぎる、演じさせていただけたら何より幸せだな、そう思いました。
それから原作を読んでみると、一見複雑な物語に見えましたが、非常にシンプルに一貫して愛を主題にしているなと感じました。僕が演じる近石昭吾は、愛を拒絶して生きている青年です。また、本当の愛を知ってしまうと、その時いる世界とは違う世界に移動してしまう業を背負っています。
とても難しい役所でしたが、共演させていただいた高石あかりさんと一緒に、人間の愛とは何かというのを見つめながら演じさせていただきました。今回のドラマでは手塚プロさんのご協力のもと現代解釈版でお届けいたします。愛をテーマにする作品は非常にシンプルですが、手塚先生の独創的な世界観と、二宮監督による現代を切り取る視点によって、愛というものを再発見していただける作品となりました。MBS/TBSドラマイズム「アポロの歌」ぜひご覧ください!

高石あかり コメント

原作を読んだ時、手塚さんの描く幾つもの愛は歪んでいるように見えてとてもピュアなものにも感じられました。二宮監督が本質の部分をより伝わりやすく台本に起こしてくださり、私はいくつもの役を演じるにあたって、まずどの役にもあるこの純粋な気持ちを1番大切にしようと思いました。
持ち込んだアイデアを二宮監督が面白いと膨らませてくださったお陰で、自分の範疇を超えた場所で挑戦し続けられた気がします。この作品を通じて、愛の形も様々で、家族や友人、恋人、表現も人それぞれ。だけど形は違えど確かに同じ愛がそこにはあると学びました。
一人でも欠けてしまえば作ることの出来なかった作品だと思います。この作品に出会えて良かったです。

脚本・監督 二宮健 コメント

「アポロの歌」は、自分の礎を築いた手塚治虫先生の作品の中でも、特に心を揺さぶられた一作です。
手塚マンガのスターシステムが描く主人公像を繊細で力強く体現してくださった佐藤勝利さん。多大なる情熱と想像力を持って作品の世界を大胆に広げてくださった高石あかりさん。そして、共に駆け抜けてくれたキャスト、スタッフたち。皆の力が結集し、この作品でしか語ることのできない壮大な愛のドラマが完成しました。愛とは、時に苦悩や不自由を伴いながらも、生命の存在を支える根源的なテーマです。
ぜひご覧ください。

※高石あかりの「高」ははしごだかが正式表記。
※手塚治虫 / 手塚プロダクションの「塚」は旧字体が正式表記。

MBS / TBSドラマイズム「アポロの歌」第1話

[MBS]2025年2月18日(火)24:59~
※以降毎週火曜24:59~
[TBS]2025年2月18日(火)25:28~
※以降毎週火曜25:28~

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