本日1月19日に放送スタートしたTBS系ドラマ日曜劇場「御上先生」の主題歌を、ONE OK ROCKが担当していることが明らかとなった。
「御上先生」は、松坂桃李扮する東大卒のエリート文科省官僚・御上孝が新たに設けられた官僚派遣制度によって私立高校へ左遷され、“官僚教師”として権力に立ち向かう物語。生徒役として、吉柳咲良、八村倫太郎(WATWING)、山下幸輝(WILD BLUE)、真弓孟之(AmBitious)、森愁斗(BUDDiiS)、奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、豊田裕大、上坂樹里、高石あかり、夏生大湖、影山優佳、永瀬莉子、安斉星来、矢吹奈子、今井柊斗、西本まりん、花岡すみれ、野内まる、山田健人、渡辺色、青山凌大、藤本一輝、唐木俊輔、大塚萌香、鈴川紗由、芹澤雛梨、白倉碧空が出演している。
このドラマの主題歌となったのはONE OK ROCKの新曲「Puppets Can't Control You」。本日初回放送の中で音源が初公開されたこの楽曲は、ドラマのテーマである「社会の不条理への一石」に共鳴し、この国に生きる人間たちの心の内々に沸き起こる社会への反感や怒りなどに寄り添ったダイナミックなロックナンバーに仕上がっている。
Taka(Vo / ONE OK ROCK)コメント
この楽曲は、プロデューサーからのアツい想いと、このプロパガンダの世界の内側から自分達が起爆剤となってドラマと一緒に想いが届いてほしいという気持ちで、愛をもって提供させていただきました。
このドラマを観て、そして曲を聴いて、今もう一度何が正しくて何が間違っているのかを皆さんが考え直すいいキッカケになっていただければ幸いです。
飯田和孝(プロデューサー)コメント
2020年コロナ禍、自身の本当の想いや感情を共有することが難しかった時代、若者たちが一番熱くなれる学生の時間が、もしかしたら奪われてしまった時代、そんな時に見た「18祭」の動画、ONE OK ROCKの「We are」がこの「御上先生」を作るきっかけでした。共にパフォーマンスする、1000人の18歳の叫び、笑顔、涙に激しく打ちのめされ、若者たちの迸るようなエネルギー、感情、想いをドラマで伝えたいと思いました。同時に、若者たちにとって、真っ直ぐな想いを表現することはとても難しい作業になっていて、それは我々大人たちがそうさせてしまっているのかもしれない、そんな思いが、この「御上先生」の骨格となっています。
それから5年が経った今、ONE OK ROCKのみなさんと共に、「御上先生」を世の中に届けられることをとても嬉しく思います。社会は大きく変わりました。もしかしたら、歪みが大きくなっているかもしれません。そんな社会の中で、しっかりと自分自身で考え、自分の中に湧き起こる感情やリアクションに嘘をつかずに生きること、他の誰にもコントロールされず、自分をしっかり持つこと、そんな御上先生の教えと主題歌が共鳴し、ドラマがより多くの人の心に触れることを願っております。