JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

中山優馬の独立前ラストツアーにJUMP山田涼介&知念侑李、NYCが12年ぶり復活

NYCの3人。左から中山優馬、山田涼介、知念侑李。
2か月前2025年01月28日 19:02

STARTO ENTERTAINMENTからの独立を発表した中山優馬の在籍ラストツアー「YUMA NAKAYAMA LIVE TOUR 2025 Wings For The GOOD VIBES」。昨日1月28日に行われた神奈川・神奈川県民ホール公演に、NYCのメンバーとしてともに活動した山田涼介と知念侑李(Hey! Say! JUMP)がサプライズ出演し、NYCとして約12年ぶりのパフォーマンスを披露した。

18年間のすべてを詰め込んだ集大成のステージ

中山は2009年に中山優馬 w/B.I.Shadowの一員としてCDデビュー。2010年3月に山田、知念とNYCを結成し、「NHK紅白歌合戦」にも出場を果たした。その後はソロでの音楽活動と並行し、俳優としても活躍してきた。昨年8月、30代を迎えたことを機に「表現者として更なる高みを目指す為、敢えて厳しい環境に身を置き、新しい挑戦をしてみたい」として今年1月いっぱいでのSTARTO社からの独立を発表した。

今回行われている独立前最後のライブツアーは1月12日と13日に大阪・森ノ宮ピロティホール、1月28日と29日に神奈川県民ホール、1月31日に大阪・グランキューブ大阪で開催。中山が“師匠”と崇める屋良朝幸による総合演出と振付で、在籍した18年間のすべてを詰め込んだ集大成的なステージを繰り広げている。

「またお二人と一緒に」中山の言葉に「解散してないから!」

山田と知念が登場したのはライブ中盤のゲストコーナー。2人が登場すると会場内からはすさまじい大歓声が沸き起こり、ステージに立つ中山も「夢じゃないです、今この瞬間!」とファンとともに興奮を分かち合う。ひさびさのパフォーマンスに3人は照れ笑いも浮かべつつ、NYC boysの「NYC」、そして「よく遊びよく学べ」を披露。観客たちも完璧な振付を踊って3人のパフォーマンスに応えた。

歌い終えた3人はしばしのトークを展開する。知念が「12年ぶり? (当時は)ギリ10代くらい?」と再集結までのブランクに触れると、中山は今回の共演が実現した経緯を「去年JUMPのライブに行かせてもらって。そのとき『顔出すよ』と言ってもらえて」と振り返るが、山田は「直前までどうしようって悩んでて……(笑)」ととぼけてみせてファンの笑いを誘った。

その後3人はNYC時代に出演したイベントや「NHK紅白歌合戦」の出場者発表会見、ミュージックビデオ撮影時のエピソードなどを楽しげに語り合い、懐かしいワードの数々に観客からは歓声が起こる。途中には客席にtimeleszの佐藤勝利と松島聡が見学で訪れていることを中山が紹介するが、山田は「一番うるさいやついないの? いないようじゃ無理か(笑)」と不在の菊池風磨を“菊池風磨構文”でイジって爆笑を誘った。

中山から独立を決めたことを打ち明けられたときの様子も明かした山田は「びっくりしたけど、こういう時代ですから。これからもたくさんの皆さんにエンタテインメントを届けてほしい」とエールを送る。中山も「NYCに感謝しているんです」と2人への思いを明かし、「またお二人と一緒にできるように」と願う。知念は「(NYCは)解散してないから!(笑)」、山田は「ずっと宙ぶらりんのままでいるからね(笑)」と再びの共演への期待を高め、ステージをあとにした。

「これからも自分の目指す道を表現」新たな道への誓い

今回のライブで中山はソロデビュー曲「Missing Piece」から、最新作「GOOD VIBES」の収録曲までこれまでのキャリアを総括する全24曲のステージを展開。後輩にあたる関西ジュニアの中川惺太(Boys be)、北村仁太郎(Boys be)、岡田耕明、野田開仁も“VIBES4”と名付けられたバックダンサーとして参加した。中山は自身の楽曲に加えて先輩グループの楽曲も取り入れたメドレーでは笑いを交えたパフォーマンスを披露する一方、「葉桜」「舞い、恋」といった哀切なバラードでは美しい歌声を響かせるなど、多彩なスキルを存分に見せつけた。

MCで中山は「あまり音楽活動をやってこなくて皆さんをお待たせしまして。『またすぐ会いましょう』と言ってから8年空いて……(笑)」と、近年ライブの回数が減っていたことをファンに謝罪。しかし「またこの景色を味わうことができて幸せです。また皆さんが『行ってみたいな』と思えるような作品を作り続けたいです」と音楽に対する意欲をあらわにし、「自分の人生の多くを表現の場に費やすことができて幸せです。これからも自分の目指す道を表現できるようにがんばります。また会いましょう!」と独立後のさらなる活躍と再会を誓い、ライブを締めくくった。

関連記事

山田涼介が表紙を飾る「anan」2442号表紙。©︎マガジンハウス

山田涼介が“RED”をまとい「anan」に、大人の色気から自然体の表情まで4つのシーンで魅せる

3日
あたらよ

あたらよ、伊野尾慧&伊原六花W主演ドラマ「パラレル夫婦」挿入歌を書き下ろし

3日
再生数急上昇ソング定点観測

サカナクション「怪獣」MVで山口一郎は何に抗っているのか / &TEAMからの最高なホワイトデーの贈り物

5日
Hey! Say! JUMP

Hey! Say! JUMPが伊野尾慧主演ドラマの主題歌担当、サーヤ提供曲とシングルリリース決定

8日
山田涼介(Hey! Say! JUMP)©︎日本テレビ

山田涼介が「アナザースカイ」1時間SPで14年ぶりラスベガスへ、スタジオゲストは松田元太

18日
山田涼介「RED」ミュージックビデオより。

山田涼介ソロ作リード曲「RED」楽曲制作に有岡大貴が参加、今夜MV公開

19日
King & Prince ©Storm Labels Inc.

King & Prince、なにわ男子とジュニアが語り合う「Star Song Special」第2回

21日
中島裕翔の舞台用撮り下ろしビジュアル。(撮影:山崎伸康)

Hey! Say! JUMP中島裕翔、舞台「みんな鳥になって」出演決定

21日
「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」キャスト ©カンテレ・フジテレビ

Travis Japan松倉海斗が伊野尾慧の同期に、ドラマ「パラレル夫婦」で

23日
「anan」2439号表紙 Ⓒマガジンハウス

SixTONESジェシー&京本大我「anan」表紙で2人の世界を奏で合う

24日