デビュー15周年さかいゆう、ニューアルバムはLA＆東京制作の意欲作

約1か月前2025年01月29日 11:03

昨年10月にデビュー15周年を迎えたさかいゆうが、ニューアルバム「PASADENA」を3月19日にリリースする。

本作でさかいは、2000年代にアメリカ・ロサンゼルスと東京・渋谷の2都市で磨いた自身の音楽的なルーツに回帰。アルバムにはロサンゼルスと東京でそれぞれ制作した4曲に加え、昨年配信のみでリリースされたニューヨークレコーディングによる3曲がボーナストラックとして収録される。

アルバムのリリースに先駆けて、本日1月29日より収録曲「Gotta Get Up feat. magora」が配信中。ミュージックビデオもYouTubeで公開されたこの曲は、マライア・キャリーやアヴリル・ラヴィーン、ジョン・レジェンドらを手がけるプロデューサー兼ソングライターのジャスティン・グレイ、アッシャーやTLCとの仕事で知られるアニータ・マクラウドとともにロサンゼルスで共作され、帰国後にYouTube登録者240万を超えるKevin's English Room所属のmagoraをゲストボーカルに迎えてレコーディングが行われた。

またアルバムの中にはKダブシャインやPUSHIMをフィーチャリングゲストに迎えた楽曲も。初回限定盤には2024年3月に東京・LINE CUBE SHIBUYA（渋谷公会堂）で行われたライブ「さかいゆうTour 2024 ～プレイリスト[白と黒]～」の模様を収めたBlu-rayが付属する。なおアルバムタイトルの「PANADENA」は、2000年代にさかいが暮らしていたロサンゼルス郊外の街の名前から取られた。

さかいゆう「Gotta Get Up feat. magora」コメント

magoraくんとのボーカルレコーディングは、
とにかく楽しかったです。
彼が連れて来てくれたスタッフさん達も、皆さんナイスキャラで、この曲が必要とする明るくポジティブな一体感がレコーディングの間中スタジオに流れていました。
ただ、単なるパーティーソングではなく、
今の世の中に目を向けた、重力をしっかり感じる歌詞にしたくて、magoraくんと言葉のJam Sessionを数回重ねました。
それがとても刺激的で、結果的に自分たちなりの“POLITICAL PARTY SONG”になったと感じております。

magora「Gotta Get Up feat. magora」コメント

大学生だった頃、アカペラを通して深い音楽の世界の入り口を初めて覗きました。
知れば知るほど音楽の世界は美しく、そして広大でした。
数多の音が渦巻く海の中で、僕は1人の「本当にすごいシンガー」を見つけました。
絹のように繊細に語りかけてくる声、ソウルフルにゆれる力強いビブラート、僕が好きなジャズやR&Bを感じさせるアレンジ…。
これだ…！と思ったのをよく覚えています。僕はこれがやりたいんだ！と。
いつかこんな風に弾き、歌えるようになりたい、と。
そこから彼の歌を聴き、彼のインタビューを聞き、動画を見ました。
彼が好きだという音楽を聴き、シンガーを調べ、モノマネしました。
いつか彼のように音楽ができる日が来たらいいな、と願いながら。
あれから10年弱。
まさか彼と一緒に音楽ができる日が来るなんて。
憧れ。
さかいゆうさん、本当にありがとうございました…！

さかいゆう「PASADENA」収録内容

CD

01. PASADENA
02. Definitely
03. Gotta Get Up feat. magora
04. 甘くない危険な香り
05. アイのマネ
06. What About You feat. Kダブシャイン
07. 諸行無JOY
08. Understanding feat. PUSHIM
09. 縄文のヒト（ボーナストラック）
10. 虫（ボーナストラック）
11. 蘇州夜曲（ボーナストラック）