映画「山田くんとLv999の恋をする」の大ヒット祈願イベントが本日3月18日に東京・東京大神宮で行われ、ダブル主演を務める作間龍斗(ACEes)と山下美月、監督の安川有果が出席した。
大人になると無邪気に笑うのが難しくなる
3月28日に公開される「山田くんとLv999の恋をする」はましろがマンガアプリ「GANMA!」で連載中の同名マンガを原作としたラブストーリー。彼氏にフラれたばかりの大学生・木之下茜が“超塩対応”の高校生プロゲーマー・山田秋斗とネットゲームで出会い、ふとしたときに垣間見える無自覚な優しさに少しずつ惹かれていく。山田を作間、茜を山下がそれぞれ演じる。
縁結びのご利益があると言われる東京大神宮で大ヒット祈願のご祈祷を受け、金屏風の前に姿を現した作間と山下。作間は「いよいよ公開が近付いているんだなとじわじわ実感しています。東京大神宮だけじゃなくて、この映画にも縁結びの効果があると思うんですよ。映画を通じていい縁が生まれればと思って頭を下げていましたね」とご祈祷の時間を振り返った。今年の初詣で東京大神宮を訪れたという山下は「東京大神宮にはプライベートでもよく来ていて。この映画を観て大切な人との絆が深まればと思っています」とコメントした。
映画のときめきポイントを聞かれた作間は「(茜の)パーっとした明るい感じというか、無邪気に笑ってる姿にドキッとするところはありますね。大人になると、意外と無邪気に笑うことって難しくなるんですよ」と持論を展開。安川監督が「山下さんは一点の曇りもない笑顔ができますよね」と振ると、山下は「茜パワーですね。茜の素直で嘘のないまっすぐなところが、自分を変えてくれた気がします」と茜を演じたうえでの変化を述べた。続けて山下は「茜はお酒に弱いタイプで飲むと寝ちゃうんですけど、山田くんがおんぶして家まで送り届けてくれるんですよ。リアルだと(人に体を預けるのは)ちょっと恐いなと思いつつ、憧れですね」とキュンとしたシーンについて話し、目を輝かせた。
人見知りなりのコミュニケーション術
「山田のように塩対応にならないように心がけていること」というトークテーマでは、作間と山下の内気な性格が垣間見える。山下は「人見知りに見えないように相槌を打ちまくる。困ったらこれっていうワードとか質問を持っておくと、心強いなって思います。参考になったかな?」と不安げな様子。また、作間とのクランクインを思い返しながら「居酒屋のシーンだったんですよ。1日テーブルで面と向かっている。お互いそわそわしていて、当たり障りのない質問をしていたと思います。けっこう話が広がらなかったですね(笑)」と打ち明けた。これに対して、作間は「無言に耐えきれなくて、席を立ったりしていました。人見知り同士だと、“相槌作戦”はうまくいかないかもしれないですね」と真面目に反応しつつ、「僕は相手と同じくらいのテンションになるよう意識していますね。相手が笑ってたらそのくらい笑う、みたいな。何言ってるかわかんなくてもとりあえず笑う。相手方も緊張してるケースもあると思うので、表情だけは柔らかくしておきますね」とコミュニケーションの秘訣を語った。
パリでお花見は経済的に厳しい
桜の開花が近いことから、お花見のデートプランを発表。作間は「桜→屋台→家」と書いたフリップを見せながら、「午前中の空いてる時間に出かけて、昼過ぎには家にいる予定ですね。日が照っている時間は花粉がしんどいので、家に帰ってきれいな格好に着替えて、屋台で買ってきたものを食べるっていう。屋台ではじゃがバターと焼きそばといろいろ食べたいですよね」と声を弾ませる。このプランに山下は「えー……いいんじゃないですか。ちょっと淡白ではあるなと思いつつ、花粉症だったらしょうがないですよね」と困惑気味にリアクションした。「海外お花見」と発表した山下は「まずは飛行機を用意してもらって日本を出て、パリでお花を見て5泊ぐらいしたいですね」と願望を話し、この計画を聞いた作間が「経済的に厳しいですよね。だいぶぜいたくなお花見。人生において大きなお花見の思い出になりますよね」と本音で返した。
最後に作間は「新生活がまもなく始まるということで、お時間を見つけて家族でも友達でも恋人でもいいですし、映画館に足を運んでいただければと思います。どんな出会いがあるかわからないなっていう希望を持てる映画になってると思います」と本作をアピールした。
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