JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

青葉市子、ヨーロッパ最大の文化施設バービカンセンターで喝采を浴びる

青葉市子「Luminescent Creatures World Tour」Barbican Centre公演の様子。(Photo by Ellie Slorick)
約1か月前2025年04月07日 9:01

青葉市子が3月31日にイギリス・ロンドンにあるヨーロッパ最大級の総合文化施設・Barbican Centre(バービカンセンター)で単独コンサートを開催した。

最新アルバム「Luminescent Creatures」のリリースに伴うワールドツアーの一環でロンドンを訪れた青葉。会場となったのはロンドン交響楽団の本拠地としても知られる、約2000席を有するBarbican Hall(バービカンホール)で、彼女がこのステージに立つのは、昨年9月に行われたCorneliusのワールドツアー・ロンドン公演にゲスト出演して以来となる。本公演にはプロデューサーの梅林太郎、弦楽オーケストラ・12 Ensembleも参加し、総勢10名のサポートメンバーと青葉は代表曲の数々を新たなアレンジで披露した。

客電が落ちるとバンドメンバーがステージに現れて、それぞれチューニングを行う。各々の音が次第に1曲目「Space Orphans」のイントロへとつながっていき、青葉がステージに登場した。流れるようなハープの音色に乗せて、観客を幻想的な音世界へと誘ったのち、「Asleep Among Endives」「Seabed Eden」といった過去のシングル曲や、最新作「Luminescent Creatures」の収録曲など新旧さまざまな楽曲を歌い上げていく。エンジニアの葛西敏彦、照明の高田政義らの息の合ったタッグにより、楽曲の持つ世界観がより深く表現された。

アンコールの最後に青葉が歌ったのは、5年前にリリースされた「Amuletum(守り哥)」。繊細な歌声とハープの音に聴き入っていたオーディエンスは、曲が終わると同時にスタンディングオベーションで青葉たちに賛辞を送った。これに応え、青葉とバンドメンバーはステージ前方に並んで深々と一礼し、ライブの幕を閉じた。

また、青葉が昨年10月に行った8thアルバム「Luminescent Creatures」を再現する“世界初演”コンサート「"Luminescent Creatures" World Premiere」より、「Luciférine」のライブ映像がYouTubeでプレミア公開された。

なお、現在ワールドツアー中の青葉は来週から北米ツアーに突入。2026年3月31日に、数々の伝説的なコンサートが行われてきたイギリスの劇場ロイヤル・アルバート・ホールで単独公演が行われることも決定している。

セットリスト

青葉市子「Luminescent Creatures World Tour」2025年3月31日 Barbican Centre/Barbican Hall

01. Space Orphans
02. Porcelain
03. Parfum d’étoiles
04. Sagu Palm’s Song
05. Asleep Among Endives
06. Seabed Eden
07. Luminescent Creatures
08. COLORATURA
09. 24° 3' 27.0" N, 123° 47' 7.5" E
10. mazamun
11. tower
12. aurora
13. FLAG
14. Cochlea
15. Luciférine
16. pirsomnia
17. SONAR
18. 惑星の泪
<アンコール>
19. Dawn in the Adan
20. Amuletum

バンドメンバー

エロイーザ・フルー・トム(Violin 1)/ アシア・ヒメネズ・アントン・デ・ヴェズ(Violin 2)/ ミゲル・ソブリーニョ(Viola)/ マックス・ルイージ(Cello)/ トビー・ヒューズ(Contrabass)/ ヘンリー・ロバーツ(Flute)/ オリバー・ワス(Harp)/ サム・ウィルソン(Perc)/ キャサリン・ティンカー(Piano)/ 梅林太郎(Celesta, G)

JOYSOUND
JOYSOUND.COMカラオケ歌うならJOYSOUND

関連記事

「『デザインあneo』Analog Record Produced by 蓮沼執太」アナログ盤展開イメージ ©︎NHK

蓮沼執太プロデュース「デザインあneo」サントラがアナログと配信でリリース

28日
「FUJI ROCK FESTIVAL '25」ロゴ

フジロックにAfrican Head Charge、森山直太朗、青葉市子、勢喜遊×Yohji Igarashi、パ音ら追加

約1か月
青葉市子の音楽履歴書。

青葉市子の音楽履歴書|“ココロノセカイ”に導かれ、足を踏み入れた音楽の世界

約1か月
青葉市子コンサート「Reflections of Luminescent Creatures」フライヤー

青葉市子、新作「Luminescent Creatures」をバンドセットで届けるツアー今夏開催

2か月
青葉市子「SONAR」ジャケット

青葉市子「Luminescent Creatures」より「SONAR」先行配信、今晩MV公開

3か月
左から青葉市子、大貫妙子。(撮影:野田祐一郎)

青葉市子のルーツをたどる15周年記念ライブ、SPゲスト大貫妙子と笑い合った温かな一夜

3か月
V.A.「i.e」収録曲

アジカン、エルレ、相対性理論、くるり、syrup16gら楽曲を新鋭アーティストがカバーしたアルバム発売

4か月
後列左から坂本美雨、野村訓市、U-zhaan、前列左から青葉市子、森山直太朗、ハナレグミ。(撮影:横山マサト)

J-WAVE年越し特番にハナレグミ、森山直太朗、U-zhaan、青葉市子、坂本美雨が出演

5か月
Cornelius

Cornelius特番の完全版YouTubeで公開、岡村靖幸や山口一郎らも出演

5か月